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2015年4月7日火曜日

【解放】神のみぞ知る

断水が5日目、貯水タンクの水も底を尽きてどうしていいか分からない。
周りの家はなぜか水が出始めているのにうちだけは出ていない。こうなったら周りの家にちょっとずつ水を分けに行ってもらおう。そう思っていた矢先に、何回も何回も電話して来なかった大家が来た!

「むむっ!」

そして大家が言った。
「I'm sorry but that's what God only know」(キニアルワンダ語で)

「ふむふむ」

「え・・・?」

そんな無駄なやり取りの数時間後に家に戻る。そして、、、

出た!!!出たよ!!!水!!!!
あまりの感動に家中を掃除してしまいました。
あまりの感動にラーメンを二個とビールを買って食べてしまいました。独りで。
キャベツと2玉のラーメンが同じくらいに豪華なラーメンだ!!
「おぉぉーー、水だ!」と感動しながら食してみた。
「おぉぉーー、味がない。幾分臭い。水道管腐ってたかな?」

そんなそのだひろです。

【本題】
昨日は起業家(Enterprise)を2件回って話を聞いてきました。もうすぐ一村一品活動が本格的に動いて行くのでしっかりと強み・弱みと事業拡大可能性をしっかりと自分の目で確認するためにも大事な訪問でした。

1.Ineza Breweries(フルーツビール/ワインの会社)
推察約50歳のMartheさんが経営者。道中はこんな感じ。
「むむ!」(2回目)
こんなところに本当に会社はあるんだろうか。事前に電話アポは取っていたが、全てルワンダ語だったからちゃんと道筋を理解できていたかは怪しい。頑張って進むこと約30分。おじさんに「ここだ」と言われて見えたのがココ!!!
看板も何もない。ただの民家。それは通り過ぎるわ。
2009年創立の若い会社。雇用者7名を抱える敏腕経営者がコレ!
 「いらっしゃい!良く来たね!まぁ一杯やっていきなさい」(と言われたような気がする)そして飲んでみた。
「むむ!」(3回目)
「これは!」

とても個性的な味でしたよおばあちゃん。
 おばあちゃんのビジネスは幅広い。オレンジワインからミックスフルーツワイン、バナナビールまでの製品ラインナップを抱えている。全ての製造過程が違うから品質管理もなかなか一苦労だ。
 これがおばあちゃん家にある秘密の機械だ。これでポイポイっとするとワインやビールなんてお手の物。すっきりおいしい飲み物の出来上がりだ。
そしてボトルに入れてラベルを巻いて完成。これはミックスフルーツワイン。
 ■売上:Rwf1,680,000(月当たり)
 ■数量:560L
 ■卸先:20−30件 ※ホテル(Huye&Kigali)/コンビニ/レストラン/ブティック
 ■売筋:1位ミックスフルーツワイン(ミックスしたものは珍しくとても甘い)

おばあちゃんに挨拶をして去った。「またいつでもいらっしゃい」人の温かさを感じた。

2.Project Abeille(蜂蜜の会社)
辣腕経営者Wellarsが従業員250名(主にBee Keepers)の指揮を取っている。一村一品運動の幹部でもある彼はとても大きな野望を持っている。ということをカウンターパートに言われアポを取りいざ出陣。
道なき道をひたすら前進することこれまた30分。全然着かない。諦めかけたその時。見えた。
 「むむ!」(4回目)ここが会社か?!ジャングルだぞ。そう思いかけた。
 あった。(伝統的な丸太を使ったbee keeping)
いっぱいあった。ぷーさんみたいな気分がした。(こちらは近代的な箱式bee keeping。日本ではこちらしか見ないのではないか。)
こんなところにも!!あった。(木の上に丸太を吊るしてbee keepingしている!)
普通に何も付けずにどんどん養蜂場に足を踏み入れて行くもんだから危ない危ない!そこら中に蜂がブンブン飛んでいる。口を10秒でも開けようものなら5匹くらいは食べてしまうくらいに。ひたすら目と鼻と口を閉じ続けることに精神を使う。
伝統的なやり方と近代的なやり方では蜜の取れる量が全然違う。
伝統的:5kg/year
近代的:50kg/year
だという。でもこの近代的な手法は費用がとてもかさむので少しずつ移行しているとか。

気さくなWellarsは小さな工場にも案内してくれた。
これで搾取して蜂蜜をボトルに入れこむんだとか。
そしてパッケージするとこんな感じ。ちょっと舐めてみると、大手Nyungwe産のとは味が全く違う。こちらの方がもっと日本人の好む味に近い。素直にその話をしてみると、

「Nyungweは確かに大きい会社だし出荷量も年間30tくらいでウチの10倍くらいある。でも様々な養蜂場から収集して1つの蜂蜜を作っているから品質が標準レベルに落ち着く。ウチは規模は小さいが幾つか限定した養蜂場で収集しているので品質が高いものだけを抽出できる。だからとても濃度や品質の高いもので満足してもらえるはずだ。」

そうアツく語る彼も問題点を抱えている。

「現在5tくらいしか作れないが今後12tをターゲットに規模拡大をしたいと思っている。今年の6月からは5つの山で養蜂場を設置し管理を徹底していく。でもそのメンテナンスにはとても費用がかかる。費用補填の方法は2つあって、1つは売り先拡大。2つ目は高付加価値化による単価アップ。その両方ともをおまえと一緒にやりたい。」

そんなアツい想いを聞いて、こういう人たちの期待にこそ応えたい!なんとかしたい!そう思った。まだまだ規模も小さいがここら辺界隈ではかなり大きい会社になる。
 ■売上:Rwf17,500,000(年当たり)
 ■数量:3t〜5t(気候によって大きく変動する)
 ■卸先:Huye市内全般 ※ホテル/コンビニ/レストラン
 ■商品:500g容器ひとつ

以上2つの会社を回って思ったこと。

自分の目で見て、何が活かせるか、どれほどやる気になれるものなのかに気付く大切さを感じた。日本にいては全く分からない価値観や製造方法。でもそこで彼らは生きて、ビジネスをして、顧客もいる。そのビジネスをどう活かしていけば地方活性とともにみんなが受益者になれるのか。まだまだ調査期ではあるが少しの兆しみたいなものは見えた気がする。


「むむ!」(5回目)まじめか。

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