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2015年4月4日土曜日

【切実】取れません!!

額のシワが。波平みたいになってます。

<推察される理由>
1. 会議がほとんど2時間遅れで始まるからでしょうか。
2. カウンターパートが無断欠勤を続けてるからでしょうか。
3. 大家が修理に2週間来ず雨で家が水浸しだからでしょうか。
4. 家の断水が48時間続いているからでしょうか。
5. 警備員が朝7時からお金をくれと言ってくるからでしょうか。

あ、日焼けしたからですか、そうですか、そのだひろです。



「ルワンダのフイエにおける観光業の育成・発展を一村一品運動を通して実施する」

これがそのだひろの青年海外協力隊としての2年間での使命である。
(OneVillageOneProductMovementメンバー:左からCounterpart/イベントコンサル代表/郡庁職員/Fund職員/郡庁職員/郡庁職員)

そのための方法はいくらでもある。
でも最良の方法で、最短の方法で、最高のパフォーマンスを出す必要がある。
配属先に赴任してからまだ1ヶ月も経っていないので完全に扱いは新人さん。
現在はまだフィールド調査段階のものが多いのでなかなか発言は控える。
じっくり見て、そこから言った言葉の方がルワンダ人にも重みが違うはず。

ということで最近は自分の任地のCooperative(政府支援企業的な組合)
を回ることはもちろん、任地外でも成功している事業があるということで
参考にすべき点を探索しに足を運ぶ。幸いルワンダは四国くらいの大きさだから
移動することがそこまで苦ではない。

☆Coffee Cooperative
☆Bee Keeping Cooperative
☆Milk Diary Cooperative
☆Fresh Fruits Cooperative
☆Handcraft Cooperative
☆Ice cream Cooperative
☆Banana Cooperative
☆Flower Arrangement Cooperative...etc

(Huye Mountain Coffeeの生まれた場所で)

本当に色んなCooperativeがある。
これらの資源(What)を誰に(Who)どのように(How)付加価値を付けて提供するか。
途上国では得てしてRaw Materialsのみに頼った零細農家が多い。
それをどのようにモチベーションしてProcessed Productsに落として行くのか。

今までやってきたこととの違いは、
・業界が多く幅広い知識を要求されること
・自分のターゲットが作る側/売る側/買う側で多面的になること

知らないことがとても多く途上国ビジネスはド素人なので、
結局は一人では何もできません。多くの人に「見て・聞いて・話して」
様々な情報の中から「これだ!」というものを恊働して作り出して行く。

途上国ビジネスの醍醐味はいくつかある。例を挙げると…
・組合長や企業の社長とすぐ話せる
・日本の看板を背負っているので意見を聞いてもらえる
・少ない投資でビジネスできる
・競合が少ないので効果が分かりやすい
・官民連携が行われインパクトを作りやすい
・トップダウンですぐ話が進む
※もちろん日本とは違い調査/分析/営業は足で全て稼ぐわけです。

その醍醐味を味わったなと思ったのが、ルワンダの伝統工芸品である
バスケットやアガセチェ(古くから大切なものを守るために使われたもの)
を使って女性の社会復帰支援をされているRuiseB代表三戸さんへの訪問。

拝見したのは検品作業場/Handcraft Union/売り場の3つ。



(上から順にUnion作業場/Unionで作られたバスケット達/RuiseBの売り場)

(取り扱ってる主な商品)
・バスケット
・アガセチェ
・バナナ繊維や葉で作られたバッグ
・牛牙キーホルダー etc...
※全てハンドメイドです。

もちろん品質は日本人から見て売れるものでないと受け付けない。
ただその分、質が高いものに対しては買い取り価格も良い。
だからCooperativesの中で競争が生まれ、次第に全体の品質が上がって行く。
質が上がれば顧客も増えて品揃えが増えて買い取り価格・量も上がり、
所属する女性全体への利益還元も増えることで生活水準の向上が行われる。

日本人の知識や経験、そして顧客開拓ができるからこそ
こうした伝統工芸品を継承しながら社会貢献できる。

たくさんの素敵な事例を見ながら自分の造る道を定めて行く、
今そんな段階にいることにとても充実感を覚えています。


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