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2015年6月19日金曜日

【感謝の声】ワークショップに見た未来

最近オナラが止まりません。臭かったら僕の責任です。何でだろうって考えてみました。

①仕事のストレス
②運動不足
③偏った食事

自分で考えるとこんなもんかなと思っていたのですが、怖かったので実際に調べてみた。

オナラは奥が深い!なんとあんなものやこんなものまでオナラに変わってしまう!?
オナラが頻繁に出るガス腹の3つの原因とカンタン解消法〉
http://health-to-you.jp/healthmanagement/gasubarakaisyouhou7621/

炭水化物・イモ・豆・炭酸飲料。これらは全て、オナラの原因になります。」


…………


全てルワンダの食事そのものwww
更には、「肉類を多く食べ過ぎると、健康な人でもオナラは臭くなります。」


…………

まさに!肉と炭水化物のオンパレードなルワンダ食事は"臭いオナラ"を生むためにあるかのよう……(・ω・)



更に更には、
キシリトールは普通のお砂糖に比べて消化が難しく、腸まで届くとガスを発生させる元になってしまう。

たまに噛むぜー。オナラまみれの生活になってしまうところだったぜー。

【結論】
"オナラは外で、人がいないところで、音を立てずに、すまし顔で"


だって食生活はそんな簡単に変えられないから。出るもんは出る。出すもんは出す。



さて、食生活といえばルワンダでは紅茶をみんな飲む。でも生産は圧倒的にコーヒーが多い。←多少強引な持っていき方?w

そんなコーヒー生産・輸出国のルワンダでコーヒー農家の人に作り方や味を知ってもらって農業に活かしてもらうワークショップを先輩隊員が開催、そのお手伝いに行かせてもらいました。

◾︎目的
①収穫期終了後の剪定方法教授による次期品質向上
②コーヒー農家へのカッピング教授による豆の選定改善

◾︎実施項目
①剪定・マルチング指導
②カッピング指導←僕はここのお手伝い

◾︎実施期間
6/17(木)14:00〜17:00

◾︎対象農家
50名(25名×2セット)

◾︎実施状況
農家へ向けて趣旨の説明。
カッピングの説明開始。
こんな感じです。
まずはどれが良い豆、悪い豆かを選定する作業から教える。
そして良い豆と悪い豆のコーヒーを飲んでみる。ほぼみんなコーヒー作ってるのに飲むのは初めて。彼らにとっては想像を超える味。だから、結構「苦くて不味い」「ちゃっと苦手」とか言われると思っていた。
子供も飲んでみる。
眉間にシワが笑。そりゃーブラックだもんな。子供には早いかもなー(^^)
みんな、悪い豆のコーヒーより良い豆のコーヒーの方が味が強く個性があって良いと回答。悪い豆は水のようにフラットな味がするって。分からせてから敢えてやってるので信ぴょう性は何ともですが、豆によって味が変わり、値段が変わることを分かってくれました。
最後に説明して選定の大事さを教える。ココが一番大事。
◾︎嬉しかったこと
いつもは紅茶しか飲まないルワンダ人。最初になぜ飲まないの?と聞くと、カフェインで寝れない、心臓に悪い、身体に良くない等、ネガティヴな声。試飲させてから味を聞くと「美味しい」の声。

そしてコーヒーを飲むことによる便益を説明。それから、コーヒーと紅茶、同じ値段か少しコーヒーが高い場合にどっちを飲む?と聞くと全員がコーヒーと回答。今後のコンビニコーヒー普及プランについて話すと全員が飲みに行くからぜひ売りに来てくれと言ってくれた。

社交辞令も多少あるのは分かってる。バイアスかけてるのも承知の上。でも、こうした小さな活動の積み重ねがこれからのルワンダの未来を築くんだと思わせられた一幕でした。

このおじいちゃんも。「自分の作ってるコーヒーがこんな美味しいんだ!って初めて飲めて感動した!こんな機会を作ってくれてありがとう」と言われた。「もっとまたやって欲しい」そんな声がいっぱい挙がった。手伝いしかしてないけど、これがやりたかったこと、これからもっと広げたい声だって思った。なんか、ものすごく自分の今やってることに対して勇気付けられた大きな大きな一言だった。


トップダウンの社会でボトムアップしながら社会を動かすのは本当に難しい。でもこうやって必要としてくれる人がいる、現場でしか分からない楽しさがある。そうした再発見があって、またまたモチベーションが上がらせられた貴重な機会だった。

素晴らしい機会をくれた先輩隊員に感謝感激。今日もオナラが絶えません。


2015年6月18日木曜日

【若人に学ぶ】ルワンダの夏が来た

最近は乾季でめっきり暑くなりましたルワンダよりしたためます。先日は雨が降ったり止んだりで久しぶりにとっても涼しかったり(^^)

乾季になるとイベントが多く、外出機会が多いためビールの消費が高まる。この乾季の間に1年分のプロモーションをかける企業が多いようです。


最近、1日1本酒を飲んでいます。もうすぐ尿酸値が上がり、痛風になるかなと思っていたらタイムリーに母親からお酒は控えなさいと連絡が来ました。親子の繋がりは大西洋も超えるのですか、そのだひろです。

また間もなくInternational Trade Fare なるルワンダの国家的イベントが催され、なんと動員数計30万人以上のビッグEXPOだとか。それに企画してたコーヒーサロンを8/1〜2の週末に出展します。乞うご期待。8/7〜8にフイエでも実施予定。


さて、今日はインターン生というトピックで2つほど。

★RuiseBインターン生の訪問
彼が中野くん20歳ピチピチの大学生。
理学部で地質研究をしていた若者が突如大学を2年休学して世界を回る旅人に。

彼の夢は「自然と人が調和する未来」ということで今は有機栽培を勉強し、それをフックにして日本で起業するとのこと。

自分が若い時には出来なかった発想にとても刺激を受けた。こういう若者がいると日本も盛り上がるんだなと。

もっと衝撃を受けたこと。

「日本を1年間バックパックして使ったお金は50,000円」


!!!


5万で人は1年暮らせることを証明した彼。滑川(なめかわ)というところで野宿した際には、やはりその土地特産のナメクジがカラダ中に引っ付いて口の中に進入したとか。

もうそろそろルワンダを出たのかな。一緒にミミズのオーガニック土壌作り見たのが良い思い出です。Bon voyage!!

★hiproインターン生の動向

ところ変わってウチのインターン生2人。
こちらアーリン。マッシュルーム研究家。
こちらはアスータ。ガーリック研究家。

うーん、研究家の風格が出てきたかもしれませんね。最近は仲良く仕事して良き相棒になっています。こんなコスプレもさせちゃったり。
いわゆる双子系ですか。

今彼女達には観光ガイドのターゲット聞き回りと支援先の探索調査を行なってもらっています。おそらく自分でサービスを作って行脚するのは初めての彼女達。

まさに新卒時の自分のように、何をやったらどう結果につながるか、なかなか難しい。

ここでルワンダの教育特徴が少し垣間見える。

①自由に表現する機会がない
②人前で怒られない
③個人行動より団体行動を好む

①については、
僕の考えは極力伝えず自由にプロジェクトに意志を注ぐようにさせている。自分が昔そうであったように。
でも分かっている。絶対に道を引いて導いてあげた方が簡単だし、案の定いつも彼女達が答えを求めようとする。ただ、それでは意味がない。我慢強く、ヒントの種だけを撒く日々。

②については、
レポートさせたかった時間に当たり前のように無言で遅れてきたので一言注意、そしてレポート開始後の論点のズレを指摘しての一言追求で露呈。
1人が泣き出してしまった。もう一人のインターン生の前で恥をかいたことが許せなかったのかな。そこに気を遣えなかったのは反省しつつ、彼女の頑張りを期待。今はどんどん本音が語れるようになってきた。

③については、
プロジェクトが2個あるので1人ずつに振り分けたいと話したら、両方とも反対して明らかに。自分一人の責任の中で何かを成し遂げる喜びを知らないのか、明らかに2人が自信なさげ。ここは強制的に仕事を分けて1度自分の力を試してほしいと説得。これから就職すれば自分の力頼り。自信を持って社会に出てほしいから。


とゆーことで、今回は日本とルワンダのインターン生を取り上げた。

かたや1人で起業を検討、かたや1人では踏み出せず地団駄踏んでいる。それでも両方とも悩みに悩みながら課題解決を模索している。

自分を改めて戒める。

経験値から来る答えが正しいのではない。新しい目で新しい考えを受け入れながら、答えを導くことが出すことが大事。社会人5年しか無いのに、これならこう、それならそう、と楽な考え方ばかりでガチガチになっていた自分。

インターン生から学ぶものの大きさをヒシヒシと感じるルワンダの1年目の夏(^ν^)


※頭の体操です。この車の下に来る番号は何でしょう?(制限時間20秒)



2015年6月16日火曜日

【観光】キブ湖1泊2日の旅

突然ですが皆さん、ルワンダと聞いたら何を思い浮かべますか?

「ホテンルルワンダ」
「ルワンダの涙」
「マウンテンゴリラ」
……「ウガンダ?」


そのくらいのもんだと思います。内陸の国ルワンダではなかなか観光地も少ないのです。


そんな中で週末にルワンダで数少ないリゾート地であるキブ湖に出掛けました(^^)

1台のバスを19人で貸し切って、合宿に行くサークルのようにビールをたらふく買って飲みながら♬ということで、キブ湖ツアー大特集いきますっ!

①湖の綺麗さたるや!

とゆーことで湖に着きました!
ホテルの部屋からの眺めです。
とても透き通った水が印象的です。
本当に綺麗。だけど…ここは泳げないんですっ。。。あとで述べますが…>_<…

②リゾートホテルの立地

そして、1人5千円くらいかけて泊まったホテルはこんな感じ。
ちょっと離れると以下のようになります。湖のほとりにあって、本当にいい眺めやー。ただルワンダクオリティでお湯が出なかったりしたけども…

③湖のほとりでBBQ♫

そのホテルの横でみんなでBBQしました♪( ´▽`)やはり、日本人はどこにいっても多摩川みたいなノリでやっちゃうんですよねー(^^)ほとりでBBQとか、久しぶりすぎて全然何も手伝えなかったですが、その間にキャッチボールしたりしてリラックス♬これぞリゾート地。

いやぁー、泳げなかったのだけが本当に残念です。実は…ルワンダだけでなく、アフリカ全般に湖には住血吸虫がいるようで泳ぎは禁止になっています。絶対に泳いではいけないのです。最悪死に至ることもあるとのこと。
そんなところでみんなでパシャり。
お肉7kg、ムチムチのソーセージ、野菜ドッサリ、味噌ダレ焼きおにぎりなどなど…もう贅沢!

④湖上の島散策

雰囲気はもはや松島ツアー。転々とする島を巡ります。鳥が1000種類もいると噂の島へ。
道無き道、筋なき筋を歩きます。テクテクテク。できたてのうんこがいっぱい。動物の匂い。鳥がいない。
気分はもうアルアル探検隊。
!!!なんと奇跡的にも野生のゴリラを発見!!!?いやー、鳥がいない。
Yo! Meeeeen!!とテンションも上がる↗︎なんて雄大な景色。鳥がいない。

⑤ルワンダの滝

そこはもう異次元の世界。
圧倒されるような迫力。思わず息を飲む。足が震える。絶景ってこーゆーことかと。

とゆーことで、こんなにファンタスティックな気持ちになれた素晴らしいルワンダ観光。記念にみんなでほとりでパシャり!
なぜかゴリラポーズする当たりに、ルワンダの文化が感じられますね。

ぜひ、こんな楽しい気持ちになれるルワンダへ、皆さん機会があれば足をお運びください(・ω・)ノ


そして、この会はもうすぐ帰国される隊員の送別旅行でもあり、とても感慨深い話も夜な夜な聞けて楽しかった*\(^o^)/*あと1年半だけど、気合いが入る良いきっかけになりました!よし、また今週も頑張るぞ!






注意点:ブログの中で勢い余ってしまった箇所があり以下訂正となります。ホテルと滝は僕の感じたイメージ写真です。実際は以下のようになります。

①ホテル(右上のちっちゃなやーつ)
②島で遭遇した動物(×マウンテンゴリラ→○コウモリ)
※マウンテンゴリラに会えるところは別にあります。
③滝(後ろのちっちゃなやーつ)
これでも結構ビビるんです!



2015年6月11日木曜日

【疑問】サステイナブルってなーに?


最近面白いことが活動の中でなかなかできずに四苦八苦しているそのだひろです。
家を守る警備員に「Mwaramutse(ルワンダ語でおはようの意)」って
日本語でなんて言うのと言われて「うるせー」って言うんだよと言ってしまってから、
毎日朝会う度に「うるせー」って言われてイラっとします。そのだひろです。


サステイナブルって何だろう。何をしたら自分のしたことが未来永劫、国のために残せるのだろう。協力隊員はいつもこの難題にぶち当たり、いつも悩みを抱えて生きて行くもんだと思っています。自分の2年間したことが受け継がれて行くこと。そんな未来を作ってみたいもんです。



いきなりでなんですが、プロジェクトを作ってみました。


題してHiPro(ひぷろ)※仮名称。我ながらセンス無いなと。全っ然良いものが思いつきません。マーケターの先輩方、醜態さらしてすみませんww

−命名所以:HiroがやっているProject (笑)

−目的  :
a)自分が勝手にやっているプロジェクトと配属先のプロジェクトを区別するため
b)プロジェクト化するとやたらやる気になってくれる人が増えるためw

−実施事項:

★大きなゴールと戦略が決まり、そこを戦術というプロジェクトで詰めて行きます!


①コーヒーフェスプロジェクト:国内全体コーヒー批評会として国内市場活性化を図る

②喫茶店プロジェクト:飲用習慣の無いローカルへコーヒー普及による文化定着を図る

③フリーマガジンプロジェクト:観光ソースの活用と地元コミュニティの活性化を図る

④イソコプロジェクト:市内市場をてこ入れし、かゆい所に手の届く売場作りを啓蒙する

※配属先では主に「道の駅プロジェクト」として観光ニーズの創出と付加価値向上に関する支援を行っている。

−メンバー:そのだひろ+インターン生若干名(私だけではもうキャパ越えなので)

−想い  :このインターン生達が自分の2年間の任期後も考え方を継承し持続させてくれること。あわよくばルワンダ語通訳にもなるし勉強になるしね。


ということで、国立大学があるフイエというこの街の特性を活かして大学生をインターン生として雇用することにしました。

●6月2日(火)にFacebookやWhatsapp、直接サークルへ出向きアナウンス

 <応募要項>
 ・6月〜9月の大学開始前までフイエに滞在している
 ・平日朝8時〜夕方5時まで働ける
 ・モチベーションが高い
 ・マイクロソフトオフィスが使える
 ・時間を守る(←僕として大事!)
 ・無給(←彼らとして大事!)

そのくらいの要望しないで募ってみました。
ちなみに上記期間はルワンダの大学は年度が終わって暇になって
学生がインターンを探す良いタイミングだそうです。


●6月5日(金)に〆切

 案の定、何人かが土曜日や日曜日にメールをくれる。
 即「お祈りメール」を送って時間を守れない人はダメだという主旨を伝えてお断り。
 総勢15名もエントリー。タダなのに素晴らしい。

 <面接課題>
 ・面接時にPPT(パワポ)3枚使って自己紹介をしてください。
 ・フォーマットや書く内容は自由です。
 ・目的は提出後にレジュメとして使用するのと、創造性を見たいため。

こんな課題、自分なら「嫌だな」と思うな〜。創造性とか、面倒だな、とかね。一般論ですが、ルワンダではなかなか情操教育が行き届いておらず、自分の発想を持つことやそれを表現することが苦手とされている。それについて国立大学の人たちがどういう視点で魅了してくるか気になってこんな嫌な質問を課してみました。


●本日6月10日(火)面接実施
 
さすがに時間を守ることを要望していたのでルワンダ人には珍しくみんな時間通りに面接を受けにオフィスへ。がしかし、なぜか面接時に「給料を払ってくれ」という人が現れる。「要望に書いたでしょ」というと寂しそうに帰って行きました。まぁ、気持ちは分かる。

 <思ったこと>
 ・生意気ながらに面接してみて、面接官の気持ちがすごい分かった。
 ・一目見た印象、話し方、これで50%決まる。
 ・そして個性。ここがあるかないかで残りの50%が決まる。
 ・自分の面接時代は本当にダメだったなと反省。自分が面接官なら取らなかったろう。
 ・ルワンダ人の面接課題→ほぼ全員同じフォーマットww大学にフォーマットあるんかね。私、創造性って言ってましたけどね、創造性はインターン経験や小中高大学の知識にすり替わっているみたいな印象。
 ・生年月日が1月1日が多すぎる!!(15名中6名が元日生まれ)後で聞く所によると出生届を出し忘れて1月1日になってしまう家庭が多いとか!初めて知った。人口の30%が元日を楽しみにするようである。

●本日夜にインターン生にメール。電話は夜なので控える


☆メンバー紹介☆
①Egide君(4年):今はルワンダではメジャーではないマッシュルームを世に広めたいというのがインターン後の彼のやりたいこと。その想い、コーヒーで具現化してみてほしい!
②Alineさん(3年):三度の飯より時間を守ることが大事という彼女。同じくマッシュルームを広めたいと熱く語る目は輝いていた。マッシュルーム僕は好きになれませんがww
③Assumptaさん(4年):一見するとザ・女子大生の彼女、実はガーリックを自分で作って売っているとか。ルワンダ人が食べないガーリックがとても好きで魅力を伝えたいと熱い話をしてくれました。

以上3名。全員農業ビジネスに興味があり、さすが農業従事者80%の国ルワンダと思わせられた。全員ルワンダ語・英語・フランス語がぺらぺら。それにスワヒリ語もできるなんとも語学達者な方々。彼らがこの3ヶ月で主に②喫茶店プロジェクト③フリーマガジンプロジェクトをコンプリートする補助をしてくれます。基本的には彼らのやりたいことに任せ、ビジネスプラクティスをさせてあげるのがインターンの目的です。

ただ、そこにビジネスに使う方法や考え方、表現の仕方を少しでも伝えてあげられれば、理論ばかりでなかなか実践する機会が教育上ない彼らにとっては有効なはず。
何より、自分で考えて形にして世に出すことの喜びを彼らには知ってほしいと、自分もまだまだ経験は浅いというのはあるけど思った。


こうして「HiPro」はようやく始動したのだった・・・(まだまだ違うネーミングを随時絶賛募集してます!!笑。コメントください!!)

彼らの活躍を応援してください!!^^





2015年6月3日水曜日

【出現】モンスター

若い時はモンスターが友達でした、そのだひろです。
朝イチから1本、残業時に気合いの1本を入れる日々が懐かしく感じます。早く帰れる力がその時は皆無で毎日ひたすら悩んだなー。

ところ変わってアフリカのルワンダ。

ザ・アフリカンスタイルの働き方。朝目が覚めたら出社して、疲れたら帰る。そんな仕事スタイルのカウンターパート、ほぼ毎日午前はカフェで友達と楽しそうに12時まで喋って、お昼をゆーっくり食べて、2時過ぎにオフィスに来て、眠くなって4時くらいに帰ります。
右がザ・アフリカンスタイルの彼。左は悪友です。

ちなみにこの2人、今日バーを開店したんだといきなり言い出し度肝抜かれました。
お店はカトリックの集会所を改修。
ダンスホールも兼ね備えてるとか。

そんなことより仕事してくれっ!笑。

と言いたいところですが、お金をかけて頑張っていたのであろう彼の姿に何も言えませんでした。

とりあえず、家賃が10万ルワンダフラン、人通りからだいぶ遠く、低所得層が暮らす村の中でペイオフされるかどうかはかなり怪しい。
ビール1本で300フラン儲かったとして毎日12本売らないと赤字。その上ボーイへの給料支払もあるからなー。地元密着型だとしてもギリギリなライン。彼の今後のマーケティングに期待。


話は戻ってそんなアフリカンスタイルをエンジョイすると思ってたので、こんなところでエナジードリンクを入れることなんてまさか想像もしてなかった。

あった…こんな川辺にも…レッドブルが。本当のワールドワイドな会社ってすげーな。

最近は首都に出稼ぎに行くことが増え、資料やアポに追われることが多くなり、徐々に日本のエンジンを取り戻しつつあります。本当有難いことです。

何をしているかと言うと、ルワンダコーヒーの国内市場の立上。ルワンダ輸出一位の産物の持つパワーは計り知れない。だからこそ色んな人が色んな意見を言う。でも日本と比べたらだいぶスムーズ。本当に日本でいい経験をしたんだなと感謝してます!何か良い意見あったらください。

その関係で、日本のコーヒー業界では知らない人がいない程の有名人である川島さんにお会いしました。

川島さんの経歴はこちら↓

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川島良彰氏 - 略歴 -

静岡県静岡市出身。高校卒業と同時にエルサルバドルのホセ・シメオン・カニャス中米大学に留学。その後、休学して同国国立コーヒー研究所に入所し、コーヒー栽培技術を学ぶ。内戦のため一旦帰国後、再び研究員として戻る。UCC上島珈琲(株)にてブルーマウンテン、コナ、マデリン等の農園開発。マダガスカル島にてマスカロコフェアの保護・保全、低カフェインコーヒーの開発に携わる。レユニオン島にてブルボン・ポワントゥの復活と産業化に尽力。

 現在

(株)ミカフェート代表取締役 社長

日本サスティナブルコーヒー協会 理事長

東京大学コーヒーサロン共同座長

JAL日本航空コーヒーディレクター

カリフォルニア大学デイビス校コーヒーセンター・アドバイザリー・ボードメンバー

タイ王室メーファールアン財団コーヒーアドバイザー

JICA独立行政法人国際協力機構 国際協力専門員/技術専門委員

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任地のコーヒー農園も見て回り、普段は気付かない課題をたくさん見つけることができました。
左の帽子被られてる方が川島さん。
フイエマウンテンコーヒーのみんなと。

こんなに日本では会うことが絶対にできない人たちと会えて、今まで考えたこともなかったことをたくさんの学べる機会に心から感謝。
コーヒーセミナーまで参加させて頂き、これからの自分の活動に大いに参考になりました。ちなみに僕のプレゼンも真剣に聞いてくださり、国内市場発展へ向けてアドバイスたくさん貰いました。

もうすぐで赴任して5ヶ月。任期は2年だからもう1/5が過ぎようとしてる。そんな中で新しい風とともに新しい気持ちになり、また身が引き締まる。

エナジードリンクやビールばっかり入れて尿酸値が上がり痛風手前の感覚がありますが、引き続き苦悩しながら攻め続けます。

写真はコーヒーアロマでルワンダの国のシェイプを作ってみました。違いのわかるオトコになりたい。