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2016年1月29日金曜日

【旅まとめ】エチオピア研修記①

エチオピア行ってきましたよ‼︎
色んな人に支援してもらってようやく行くことができました。
今回はUCCさんとJICAのコーヒープロジェクトで農地訪問やカッピングによる研修がメインでした。
フォレストコーヒー
農家の皆さんとカッピング
そして表彰式

盛り沢山過ぎて言い表せませんが。まずエチオピア紀行として簡単にまとめからお伝えしていきます。諸々はまた乞うご期待♪( ´▽`)

【主な目的】
①コーヒー生産の勉強
→栽培方法と加工方法ともにルワンダとは大きく違う

②コーヒー消費の勉強
→歴史的にコーヒー生産大国であり消費大国でもある

③コーヒーマーケティングの勉強
→ルワンダより市場がでかいため見習う点があるはず

④コーヒーと共存する産業の勉強
→エチオピアではコーヒー×養蜂の農家が数多く存在する

【結論】
エチオピアは素敵な国である‼︎

①自然と共存した個性あるコーヒー
→手入れをしてはいけない保護森林で育つコーヒーはルワンダのプランテーション式とは違い、手間はそこまで掛からない。そのため環境により味の特徴が大きく変わる。質は気温や諸々で変数になるが一定しにくい反面、ハマると最高の個性を出すという、ルワンダにはない魅力がある。精選の仕方なども、ルワンダで新しく取り入れる面は多いと思う。

②どこもかしこもコーヒーだらけ
→コーヒーセレモニーというローカルスタイルの飲み方が浸透している。ローストもフライパンで行い、臼を使い手で挽いて、専用ポットにお湯と入れて乳香も火に入れながら香ばしく実施するというもの。ローカルなもので完結するが、味は結構ストロング。
ルワンダにおいて懸念事項は、エチオピアではコーヒーが安価にコンビニみたいなところで調達できるために行なえるがルワンダでは基本高い。また、味がストロングなのにルワンダ人は慣れていない&健康を懸念する性分であること。

③地の利が活かされた付加価値の提供
・コーヒー発祥の地の利
→エチオピアと言えばコーヒーという発想が一般化しているためメディアでも取り上げやすい材料
・認証をうまく使ったサステイナブルな農法
→「森林コーヒー」という付加価値をつけて認証を得て平均の2倍の価格で売る手法はルワンダにはなく、そもそも認証コーヒー自体がまだまだ根付いていない。これは初期投資がかかる点が懸念事項ではあるが、長期的には必要な展開。
・コーヒーの多面的商品化
→これは前からやりたいなと思っていた分野であり昨年コーヒー石鹸を売った時にルワンダでも始めようとしていたもの。エチオピアでは更にオーガニックを売りにして多くの商品が首都のヒルトンホテルに売っていた。コーヒーだけでなくエチオピアっぽさを活かしたお土産の拡大は見習うべきもの。

④バリエーションがあるハチミツ生産
→ホワイトハニーやレッドハニーなどがあり、どれもとても美味しい。そして生産の85%が国内消費であることも生産者の安定した所得獲得に寄与している。これはともにルワンダにはない傾向。花の種類などによるバリエーションが作れるかは検討できる内容。
※木の上の丸太が伝統式養蜂。

簡単なまとめにしないと長編になるのでとりあえずここまでにしときます。

①についてはルワンダ式の個性の作り方をマイクロロットで、
②についてはローカル含めた飲み方提案で、
③については土産物の新規創出で、
④については他隊員に任せることで(笑)このエチオピア訪問をルワンダ人にフィードバック&移管していきたいと思います。


最後に、JICAプロジェクトに携わらせて頂きました関係各位、エチオピア隊員の皆様、本当にありがとうございました!!
UCCの方々とともに
エチオピア隊員とともに


2016年1月7日木曜日

【目標値】2016年計画

今年もガンガンやってきますよー!
このブログももうすぐ20,000アクセスです!*\(^o^)/*良い事しか書いていない自慰行為的なブログになってすみません!!(u_u)今後はアフリカ特有の悩みもたくさん書いていきたいと思います。

今日街で見かけた編み込みの女性。アクリルをもはや髪に編んでる!マジか!と思いながら見ていたら、自分も編み込みをやらないとなーと思えてきました。2月にやります。たぶん。

どんな感じになるか期待していてください。
こんなんになってますので、今。あ、これは遊んでるのではなくてコスプレをせがまれたので着せられただけです。編み込みにしたらどうなるか、早く見せたいです。


さて、本年も仕事初めから目標を掲げることにしました。今年は次が無い、背水の陣ですからね!

★仕事環境強化:同僚のビジネスマネジメント力向上
①カウンターパートに会議で毎月プレゼン1回させる
②カウンターパートに道の駅プロジェクトミーティングを毎月1回させる

★モノ作りの強化:フイエの商品開発力向上
③新商品を10グループで制作する
④フイエコーヒーの国内売上2倍
ハンドクラフトの国内売上2倍

★情報ソースの活用:フイエの認知度向上
⑥観光客を2倍にする(ベンチマーク:博物館来場者、コーヒーツアー参加者)
⑦ルワンダ観光サイトを完成させ、毎月1回情報発信する
日本向け情報レターを12回提出する
⑨日本取材誘致を1回する

★ヒト資源の創出:若年層の教育
⑩大学生へマーケティング研修を12回行なう

挙げたらキリ無くなりそうなのでキリが良い10個とこのくらいにしておいて。そして、そのために今色々と種を蒔いております。

カテゴリーで言えばコーヒーは仕上げ。
焙煎マスターとトコトコとホテルやレストランなど至る所を指導しコーヒーの品質向上へ。
怖そうだね。
やってみるとね、みんなコーヒーの作り方全然知らないのでビックリ!笑。
カフェラテメニューにあるのに、カフェオレだし、ミルク多いし、コーヒー水っぽいしカオスっ!笑。
そりゃあね、全体でトレーニングやってもみんなキョトンですよ。ここは粘り強く。不味いもの提供していて観光に良い訳がありません。

あとはルワンダコーヒー発祥の地の観光資源化を最近しています。種蒔きステージ。
綺麗な場所ですよねー?どうやって仕掛けを作るか、たくさん意見を出し合いました。
カウンターパートもしっかり呼んでね!巻き込むように、それが今年の見せどころ!


コーヒー以外には、道の駅プロジェクト。このプロジェクト、本当はもうクロージングまで終わってモニタリングとエバリュエーションの時期なのだが、アフリカあるあるで、一向に完成しない。。開花しないですなー
これをうまく利用してコミュニティ強化する策をカウンターパートに捻出させるファシリテーションが本当に課題。

あとは情報発信ね。いよいよコーヒーCMのフイエ市内のオンエアですよ。しょうもないCMですが笑、結構地元の人には好評でしてw
そしていよいよ観光ガイドが発行される寸前まで来てます。
そして、観光モニュメントの製造やエキスポも開催されますよ!
もちろん首都でも!ホテルタイアップでキャンペーンですよー2月です2月!もう延期にならないでくれー!泣

いやーーー、今年は盛り沢山な気配です。出来る限りのチカラで、出来る限り我慢して見守るココロで、切り開いていけたら良いなと思います!


そして、実は明後日からコーヒープロジェクトとしてコーヒー研修@エチオピアへ!!コーヒーの種類は全然違うので楽しみです♫次回報告にて!

写真は我々ルワンダコーヒー隊員のオススメコーヒーたち。美味しいよー!
こちらはルワンダコーヒーの月刊誌。勝手に組合に確認しながらも発行しております。定期購読はぜひご連絡を!w
正月はやる気に溢れていいですな*\(^o^)/*うしうし、エチオピアの準備せねばっ!死なないようにだけ気をつけます。


2016年1月3日日曜日

【謹賀新年】ルワンダの年末年始

皆様、明けましておめでとうございます。今年は人生初のアフリカで年末年始を迎えることになりました。何事もなく過ごせて本当に、日本の仲間や諸先輩方、ルワンダの皆様、そして家族に感謝しています。

写真はルワンダの人からもらった年賀状のようなものです。

ルワンダはキリスト教の国だからクリスマスの方が比較的盛り上がりがあり、年末年始はヒッソリと過ごすことが多いようです。クリスマスの飾りをまだまだ置いてる家庭も多いです。
ホームステイ先にお邪魔してニューイヤーパーティーしてもらいましたが、やはりここもクリスマスツリー。左の子はどんどんかわいく大きくなっていきます(^^)
左がお母さん、真ん中と右は近所の人。近所のお宅でパーティーしたのです。
今年もウガリから始まるルワンダライフ。
そして子供とみんなで踊る♫なんて素敵なルワンダのハッピーニューイヤーだと、とても良い気持ちにさせてもらいました。ルワンダに来てすぐに実施したホームステイ。そこの人たちと過ごすというのはとても感慨深く、初心にかえるきっかけになりました。

I love you all and may it be a great one for all of you.

★2015年振り返り

2015年は「何事も挑戦すること」と決めていました。全てにおいて全力でトライする。絶対に逃げない。そして成功事例を作り続けることでの自分の存在意義と信頼感の構築をすること。それがミッションでした。

結果:△〜◯
カウンターパートやコーヒー関連の人達が、アドバイスを聞いてくれるくらいになりました。1番嬉しかった言葉は、「ヒロが来てくれて楽しくなった」。楽しく仕事して結果を出すことの難しさと、それを見出せた時の喜び。そしてこれをルワンダ人と共有し得た時の感動は、今後なかなか味わえる大きさのものではないかもしれない。
写真は年末のコーヒートレーニングをフイエの各ホテルやレストラン向けに実施した時のもの。アメリカのコーヒー会社のバリスタが全部友情出演でタダで開講してくれました。ホテルが日中のトレーニングルームと物資を無償で貸してくれました。ルワンダではそんなことあんまりないのでこの後ご馳走しました。お互いがお金ではなく、【目的】を共有して助け合えるって最高に嬉しいね。


★2016年を迎えて
モットーは「信じ切る勇気を持つ」

2015年は、日本の仕事のやり方をわざとルワンダ人に押し付けて見ていた。世界のやり方を知らないで、自分のベストなスタイルなんか見つからないから。

もちろんたくさんぶつかり合ったわけです。「ルワンダではこうなんだ」とかね。

でも「何のために?」「ならこうしたらもっといいかな?」「利益のためにどうすべきか?」の議論が彼らの中で生まれました。

そこから、ルワンダの慣習ではない、彼らのアイデアが出るようになりました。

無関心だったことに意見を持つようになりました。
写真は先日行われた南部州のトップ(日本で言えば県知事の上の位)が来た全体会議。僕のカウンターパートがフイエ観光の戦略を話し、今策定しているアウトプットを共有したら、色んな意見をもらえるとともに、とても褒められていました。そして「ああしたらいいか、こうしたらいいか、どうだろう?」と聞いてきました。やったことのないことに取り組んで認められる。そして、もっと良いものを考える。本当に1年経って、少しは彼らに何か影響できたかなって思えた瞬間でした。

でもまだまだルワンダ人が先導していた部分がは小さかったわけです。

2016年はそんな彼らの意見を信じて、彼らの努力による結果を見定めたい。だって、全部自分でやって成功したプロジェクトほど自信になるものはないからね。自分がいなくなったときに、自分でセルフプロデュースできる人間が何人できるか?ここが2016年そのだひろのKPIになるなと思っています。

分野で言えばコーヒーに特化して事例を作ってきた去年。今年はコーヒーだけでなく、観光業全体の底上げとして色んなフィールドを強化しにいきます。ハンドクラフトなどのモノを筆頭に、情報発信など課題になっている分野でルワンダ人が思う良いものを支えられるようにね。


ルワンダの生活もあと1年しかありません。覚悟を持って会社を辞めてまで来たあの時の気持ちをもう一度自覚し、ルワンダ人を一人でも多く笑顔にできるように、これからまた頑張ります*\(^o^)/*
ハッピーニューイヤーのお祭り騒ぎに触発された1枚とともに笑。