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2015年11月26日木曜日

【休日編】ルワンダランド⁈

Hello!
日本はもう紅葉も終わり、クリスマス気分でしょうか…?もう寒い?こちらは相変わらず昼は25℃くらい、夜は10℃くらいの過ごしやすい気候が続いていて、あまりクリスマスの雰囲気は堪能できません。上の写真のルワンダ人サンタもとても暑そうでした笑。

雨季だ雨季だと言ってますが、ウチの家の玄関は家の内部の方に傾いており、降った雨が家の中に流れ込んでくる。タオルを挟んでおいても勢い変わらず家中水浸し。それもまたいとをかし。

皆さん、最近仕事関連の話題だったので少しお休みしてルワンダのエンタメについてご紹介します。

なんと、ルワンダは首都キガリに、【ディズニーランド】のようなテーマパークがあると聞いたんで、週末を利用して行ってきました‼︎トウッ‼︎

そこは首都キガリからバスで15分進んだカブガという場所。

バス停を降り少し歩くとこんな看板が。

いかにも楽しそうなテーマパークの看板である。色褪せて、斑点まで付いてるこの看板に一同気持ちを高ぶらせる。その名も『Bambino supercity』

足を運んでみた。
見えてきたのはピンクのロッジ。
何回呼んでも叫んでも誰一人現れない。ただ、建物自体は比較的きれい。

さらに足を進める。

見渡す限りの庭園が眼前に広がっている。とても整備された木々。言うなればルワンダのオアシス、キガリの軽井沢か。

庭園を抜けると、リアルオアシスがお出迎え。
ドバイもビックリのゴージャスな眺め‼︎

プールを抜けると、そこはもう夢の国。
遊戯が溢れるテーマパークの様相。

これは…‼︎ということで試してみた。


まずは馬。
回転するではないか‼︎なんと無料である‼︎

次はブランコ。
流れるようなスムーズな動き‼︎これも無料っ‼︎


次は空中遊泳。
激しすぎて写真の子供も強張ってしまいました。
500rwf(約80円)

さらにジャングルクルーズ。
なんと恐竜がいるではないか‼︎
よく見てみよう。
なんと10種類ほどの恐竜に遭遇するサスペクタクルアトラクション‼︎
的まであって、狙いを定めて当てることができる‼︎さながらディズニーランドのバズライトイヤーか。1,500rwf(約250円)

どんどん続く。機関車まで。
夢の国が広がっていた‼︎前から順に、ミッキー→イーヨー→プーさん→トーマス→ドナルド。まさか別次元のキャラクターであるトーマスまで持ってくるとは‼︎版権をしっかり押さえていると見られる。値段不明。

今度は大人が楽しめるゴーカート。
リアルエンジン‼︎リアルバギー‼︎忠実に再現された大人ゴコロくすぐるアトラクション。
なんとF1カーまで装備されていた‼︎値段1,500rwf(約250円)

そして、スペースワールド。
1人1台のなんともゴージャスな大人乗り‼︎上に上がったが最後、全く上下の動きがなく安定飛行を続けるシャトル。圧巻でした‼︎値段1,000rwf(160円)

最後にスリル満点バイキング。
電気が無いので動かないと言われたくらい、かなりのダイナモで動くであろうバイキング‼︎その凄まじい風貌を写真で撮り忘れるほどに、威圧感があった‼︎価格不明。

乗り物の凄さにみんなのテンションも上がりっぱなしで思わずハイジャンプ‼︎

とても楽しいキガリディズニーランドの旅はこうして幕を閉じたのであった。

観光隊員としてこのようなテーマパークを誇りに思う。めでたしめでたし。

※信じるか信じないかはあなた次第。

2015年11月25日水曜日

【生活編】話題のアレに迫る

ルワンダからこんにちは★

雨季ですかね、ダニやノミにやられまくる日々が続いています。
足のくるぶし。10箇所くらい。治りかけてます。汚いですな笑。
反対の足もこんな。痒すぎるから掻いてしまう。




あ、ウチが汚いんだ!

あ、全然お風呂に入ってないんだ!

あ、洗濯してないんだ!


僕もダニやノミの恐怖を知らない日本時代はよくそうやって彼らをバカにしていました。自分には関係ないと。


でもね、いくらダニスプレーしても、いくら天日干ししても、いくら洗濯しても、ダニやノミは標準装備されているわけです。理由は知らん。一向に減らない。

【原因①】
公共バスに乗ってる時に貰ってくる
→これはよくあるやーつ

【原因②】
田舎の子供と触れ合う
→抱きしめようもんなら100%貰うでしょう

【原因③】
ダニやノミに噛まれた友達を家に迎え入れる
→ソファーからいらっしゃーいです

そんな可能性と雨季の湿度が相まって、絶賛犬飼いレベルでダニノミ飼育しています。

ちなみに後輩の隊員は腹周り含めて30-40箇所くらい刺されてるみたいです。ここ数日で。女性です(u_u)跡残るしもう水着着れないと嘆いていました。。

清潔で健やかな毎日を目指していた日本の日々が懐かしく思えるぜ



そんなルワンダですが、良いところなのでぜひ来てください。
これはコーヒー農園からの景色です。いい景色だな。
コーヒーの木です。今週行ってきました。まだ実は緑ですがとても綺麗。
農家さんの子供たち。可愛いから手繋いで歩いてた。抱っこもしちゃったりね。







あ!!!?これか!!!?よもやこれか!!!?ダニノミ!!!?


この後、雨季なだけに最強のスコールに会い、山道が土砂崩れし、道が塞がり、クルマも立ち往生してしばらく大変だったことは内緒。

アフリカですなー、とほのぼのする今日この頃。ホイッ!



2015年11月23日月曜日

【クリスマス編】バザー出展しました

ルワンダの青年海外協力隊には【RADS】という分科会がある。

RADS=Rwanda Agriculture Development Studyの略です。構成メンバーはコミュニティ開発、野菜栽培、果樹栽培、稲作栽培、服飾、PC、マーケティングなど様々。現在ルワンダでは自分を含め17名が所属している。

その職種がバラバラな隊員が一堂に集まり、自身の支援先組合や民間企業で行なっている商品開発を披露する年に1回の場が今週末に開催された。

【クリスマスバザー】

⚫︎日程:11/21(土)11時から16時
⚫︎場所:ホテルミルコリン(ホテルルワンダの舞台となった高級ホテル)
⚫︎目的:クリスマス前のギフト需要をターゲットにしたイベント開催によるホテル側の集客アップと収益拡大(出展企業にとっては富裕層へのギフト販売による認知拡大と売上アップ)
⚫︎入場料:3,000rwf(約500円)
⚫︎顧客層:高い入場料のため来客するのほとんどは外国人滞在者
⚫︎参画企業:外国支援が入る工芸品組合が多く、数は50程度。
⚫︎RADSの狙い:主に4つ。
①支援組合の認知拡大
②支援組合の収入向上
③支援組合のビジネスプラクティス提供
④新商品のテスト
⚫︎そのだひろの出展:
①フイエコーヒーセレクション
■内容:コーヒー100g×3種類+伝統布チテンゲ袋+フイエコーヒー説明書
■支援組合:4つ。フイエマウンテンコーヒー・マラバコーヒー・キゴマコーヒー・ドゥクンダネ。
■価格:6,000rwf(約1,000円)
■狙い:3つ。フイエコーヒーブランディング・各コーヒー会社の認知拡大・新パッケージデザインテスト。

②フイエコーヒーサボン
■内容:フイエコーヒー使用石鹸+伝統布チテンゲハンカチ
■支援組合:2つ。フイエマウンテンコーヒー・ドゥクンダネ
■価格:2.500rwf(約400円)
■狙い:1つ。コーヒーサボンの商品受容性の確認。

⚫︎当日の状況
朝9時から会場準備。左はフイエマウンテンコーヒーの新人くん。並べ方やセールストークを教える。
会計を手伝ってくれる隊員。
ワシャワシャしながら自分も売る。
予想していた以上にブースが狭く、かなりギューギューになってしまった。

⚫︎他の店舗:
全体的に手工芸品のお店が目立つ。
こんなだったり
こんなだったり
あとはファッション関係。全体的に街中よりもクオリティがだいぶ高く、価格もかなり高め。

⚫︎結果:①と②ともに【目標数完売‼︎】
→数量:①30個(売上180,000rwf‼︎約3万円)
→数量:②30個(売上75,000rwf‼︎約1.2万円)

※ここからは個人的なメモです。読みづらいがご了承を。

⚫︎簡易所感:
《顧客》
-雨の割に来場者数多かった
-だいたい外国人富裕層
-11:00〜13:00と早めの時間に多く来場
-イベントへの一人単価がおそらく10,000フラン越えとかなり優良
-支援先ルワンダ人よりも支援してる人の意見を聞いていた印象
《競合》
-だいたい手工芸品系で似たり寄ったり
-価格帯がとても高い(ポストカードが通常の3倍くらいしてた)
-売り場が広いところが多く、出品商品も少なめ
-売り場が綺麗に装飾されているところは売れていた
-ルワンダ人のサポートがあまり無さそうだった
《自店舗》
-入り口すぐ横で立地が良かった
-装飾がとても目立っていた(だいぶ通りすがりの人が立ち止まってくれた)
-売り子がしっかり商品説明などカスタマーケアできていた(ルワンダ人の売り子は外人には少ししつこく見えたかもしれない)
-パッケージが大好評で価格も妥当のようだった
-声をかけた人たちがしっかり来場してくれていた(宣伝は十分だった)
-商品自体が他店舗で差別化されていて顧客の特別なものが欲しいニーズと合致していた
-手工芸品ではなく、手軽な独特の食べ物がよく売れていた(フロランタンなどの珍しいスイーツ)

⚫︎感想:
《良かった点》
-率直にかなり単価高く勝負したが売れた。
-パッケージや包装を多く用意して選ばせる方式は「楽しさ」を生んで好評
-成果として、2つのコーヒー商品のポテンシャルを確認できたとともに、認知拡大ができたことは大きかったなー(^^)
-何より支援先に嬉しいことは、かなりの額の売上が弾き出された。約30万rwfなんて、普通の人の月給の10倍くらい‼︎これを渡す時の気持ちが、今から想像しても楽しみです♬


《改善点》
-ブーススペース配分をもう少し効率的にしたかった。商品がありすぎて何を売ってるのかゴチャゴチャした。
-日本人来客への対応が多かった。他の外人への売り込みと反応が聴き出し切れなかった。
-商品popが読まれてなかった。情報絞り、大きく表示することが必要。
-コーヒー関連2商品のダブル買いが少なかった。単価アップさせるために、一緒に説明していたが、コーヒーの強いフックが無かった。
-狭い会場通路に売り子配置したので顧客がブース見えにくくなった。次回までに改善すべきポイント。

⚫︎まとめ
とても良いターゲットアプローチとなった。これを違う機会を自分で作ってもっと色々なテストや取り組みをしていきたい。そして、ルワンダ人にもっともっと自分で創意工夫できるやり方を考えないと。彼らは本当によく働いてくれて、本当に売れた時は、嬉しかった‼︎頑張りが成果になる、このことを見せれて本当に良かったバザー。また来年も乞うご期待★





2015年11月21日土曜日

【仕事編】元バリスタ店員の自覚

ご無沙汰してました、この1週間の間に色んなことがありすぎて、たくさんのことを考えるキッカケになりました。

①パリ同時多発テロ
色んな人が色んなことを言っているけど、どう捉えるかは個人の問題。個人的な話は控えます。犠牲者のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

②カナダの友達が悪性脳腫瘍になったと伝えられる
どうしていいか正直分からなさすぎて、自分のチカラの無力さにどうしようもない気持ちを抑えられない。もうすぐ自分も30歳。何が起きてもおかしくない歳なんだと初めて思う。本当に本当に奇跡が起こるなら何でもするからその奇跡を信じたい。当たり前に生きてることは当たり前じゃないんだ。

③ルワンダ観光チーム結成
26-3次隊を主なメンバーとして観光チームが10月にでき、活動が本格化。ウェブサイトの構築、各地域情報収集、ルワンダ人事業家とのコラボ。観光産業の未熟さを、ルワンダ人への技術移転・利益拡大のために何ができるか毎月話し合いを持ち進めていく。

情報発信と商品開発やカスタマーサービスなど、この集団ならできることばかりで本当に楽しみ。

④コーヒーツアーの拡大
エコツーリズムの普及と収益拡大のツールとしてコーヒーツアーの拡大をしています。ルワンダのコーヒーのオリジンである【マラバコーヒー】を核としてフイエのコーヒープロモーションを行なう。
マラバコーヒーのボードメンバーとともにどう進めていくかを話し合う。
モデルコースの探索を開始。カッピングラボも新築する予定。
ただ作るだけでなく、見せる農業によるサブ収入は意外にも大きい。持続性も高い。1月までに形になるよう動いています。

⑤バリスタトレーニング
④とカブるがフイエのコーヒープロモーションの過程でホテル、レストランに対するカスタマーケア並びにサービス向上による満足度向上を目指し、バリスタトレーニングを行なう。その前に自分自身がトレーニングを受ける。
元タリーズ店員の血が騒ぐ。
8年ぶりのスチームノズル握り。
ラテってむずいね!
ラテアートにも挑戦。さすがにブランク感じた。でもポイントはよく分かったので、トレーニングしてくれた米国会社とともにフイエでワークショップをやることを決意。

⑥クリスマスバザー出展
明日土曜にクリスマスバザー出展します。目的は新商品テストとフイエコーヒープロモーション。ターゲットは外国人。新商品の1つはコーヒー石鹸。これ、めちゃめちゃ質が良い。なぜなら美容隊員が作ってるから。オリーブオイルとココナッツオイルとコーヒースクラブのコンビネーションがとても肌に良い影響をもたらす。
装飾もかわいい。
こちらは競合他社をひとつに束ねて商品化したフイエコーヒーセレクション。3つの種類を同時に楽しめて、フイエコーヒーの詳細説明書と伝統布チテンゲの袋付き。見て楽しめて味わって楽しめて知識が深まり愛着が湧いてくるコーヒーギフト。バナナ細工バージョンも有り。
日本で言う、シングルオリジンのスペシャリティコーヒーのセット。日本なら原価だけで2000円はする高級品。こちらでは千円以下で発売します。自慢のフイエコーヒー3種類(市場に出回ってないもの)が首都キガリで楽しめる限定品。さて、どんな売れ方をするか、次回に期待しててください。

⑦ビデオ制作
このスクリーンが最近フイエの街中に出来ました。そしてこれを使ったプロモーションを予定。フイエコーヒーを外人アフリカ人にどう宣伝するか、コンテンツを現在作成中。1月にたくさんの外人が来るその機会を逃さぬよう全力でやっております。でき次第ユーチューブでも挙げようかなーと思ってます。乞うご期待。

⑨ルワンダアートショー計画
先輩隊員の支援先と協働して、ルワンダで大規模なものとしては初めてであろう芸術祭を計画してます。若いモデルやデザイナー、アートディレクターとの刺激的な出会いはとても新鮮で、意欲を掻き立てられます。こっちも全力で実施中のために写真すら撮れてない。これを機に、ルワンダの芸術市場の認知拡大、市場の拡大、ひいては投資の拡大が生まれることを願う。それが目的の全て。観光収入よ上がれ!


そんな1週間。

風邪ひいて鼻水タラタラ流しながら明日のクリスマスバザーに備えるそのだひろであった。