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2016年2月13日土曜日

【仕事編】若者よ、伝統を!

※長文です。結構溜まってます。下記イベントについてです。愚痴です笑。


「ミルコリンホテル、イベントやるの、やめるってよ?」

久しぶりに打ちひしがれて途方に暮れましたよ私。

ルワンダ人の場当たり的なスケジュール感覚にも慣れてきたと思っていたら、嘘をつかれてイベントが無くなる寸前になってました、この1週間。

書きたいことがありすぎて、ようまとまりませんが、一言で言うと、

【よく修復したよ、トホホ】って感じです。

事のあらましをば時系列で。

⚫︎11月初旬 若者支援×伝統産業復興×観光業強化の主旨で、アートワークショップを通して産業を活性化するコンセプトで"Kigali Arts Festival"という団体を立ち上げる。

⚫︎11月下旬 ホテルミルコリン(ホテルルワンダの映画の場所であまりにも有名)で12/19開催が決定。あと1ヶ月だが死ぬ程歩き回って準備進める。

⚫︎12月上旬 スポンサーとのやりとりがうまくいかず12/19の開催を延期決定。2/20に日程変更。「2ヶ月あればスポンサーもイイよと言っている」というルワンダ人団体リーダーに身を委ねる。

⚫︎1月上旬 やることリストを一緒に作り、自分がエチオピアに行っている間の段取りを任せる。まだスポンサー捕まらず。

⚫︎1月中旬 エチオピアから帰国。久々の再会の後、何も状況が変わっていない、あまりにも何も情報共有もミーティングもしていないことに絶句する。このままではいかん!と、団体メンバー全体ミーティングを提案する。

⚫︎1月下旬 なぜか全体ミーティングは行われず、メールでやりとり。PRとしてメディアカンファレンスを2/5に開催することを決めたと言われる。おぉー!ええやん。

⚫︎2/4 メディアカンファレンスのメディアには招待状を出していた。誰しもが会場は押さえていると思っていた。が、会場であるはずのミルコリンに「今日聞いてくる。大丈夫、彼らのイベントでもあるから受諾されるよ」との一言。え…マジで?と思う気持ちを抑えいざ出陣。3秒くらいで「は?!明日?タダで会場使わせてくれ?何ゆーてんの自分?てか分かってたならその時に言いなよ?今の時間軸じゃ無理だよ」と完全拒否される。そりゃそうだ。しかもホテルミルコリンは外国資本でキッチリしてるから。だが彼は「なんであいつらのイベントなのに俺らが使えないんだ!」と。考え方が違うぜ。激おこしながら違うホテルでやると。ちゃんと伝えておけよ?と言う。こんなことは2度と起こしてはいけない、ホテルの気持ちも考えろと。

⚫︎2/5 2時からのメディアカンファレンス@某ホテル。準備の都合でメンバーは1時集合の予定が2時になっても現れない。「え?メディアカンファレンスは2時からだろ?」そんな言葉は扉の向こうに届かない。そして2時半くらいにメンバー揃う。「そんなんだからホテルになめられて怒られるの。やるときはやるべきだと思う」と喝を入れる。メディアカンファレンススタート。大盛況に終わる。記事がすぐアップされる。
http://www.newtimes.co.rw/section/article/2016-02-06/196828/
それと同時に一報が届く。悲しい顔でこちらを向くリーダー。そして、「ミルコリンホテル、イベントやるのやめるってよ」






……



えぇーーー?なぜ?え?このタイミング?どうして?やばいやん?メディアカンファレンスしたし、ネットにもテレビにも情報出てるよミルコリンでやること。

「ノーリーズンで断られたよ」
なんでやねん?そんなことあるかいな。そして問い正す。「ミルコリンに何て昨日伝えたの?」と。

「ちゃんと伝えたよ、ミルコリンでメディアカンファレンスは止めますって。」

おそらくミルコリンはメディアに出ないと思ってたし、全然関係ないホテルでまさか自分達のイベントがやられてるとは思わなかっただろう。そしておそらくメディアからの問い合わせが来て激怒したのだろう。そりゃそうだ。あと2週間たらずの準備期間で、準備はおろか、とうとう場所まで失い、メディアにはやるという情報がたくさん載る状態。

…正念場や。。

⚫︎2/6〜 1番良いのはこの逆境を乗り越えてミルコリンと関係修復しそのまま運営すること。ミルコリンとの熱い交渉が始まる。2時に来いと言われて2時に行っても、一向に先方現れない。4時くらいになって、今日はマネージャーは会えない、と伝えられる。なんでやねんミルコリン。あてつけか!翌日にアポ取って予定時刻に行く。下っ端が30分遅れで来る。話を聞いてもらい、「話は分かった。おそらく場所を少し変えればできる。マネージャーに話をしておく。5時までに最終判断を連絡する」と言われ5時になっても電話来ない。何度電話しても出ない。

次の日にようやく電話に出る担当者。そして一言「うちではこのイベントはしない。ホテルのオペレーションのルールが変わって場所が使えなくなったからだ。これはどうしようもない」と言われる。は?待てよおいおい。勝手に変えてキャンセルかい。もう出来そうだったから色々と進めたわ。ただ私のリーダーは喰い下がらない。「マネージャーをよこせ。一緒にミーティングして、賛同して、やると決めたはずだ。最終判断はマネージャーと話をしてからだ」と。そうやな、納得したいよな。まぁ、おまえが何も話さなかったのが火種なんだけどな。なぜそんな強気なんだ?笑の私。アポを取るから明日1時に来いと言われる。翌日、マネージャー現れない。


おい、どゆこと?なぜ?何回も連絡して確認しても来ないのか?ホテルでしょ?カスタマーサービスはどうした?理由を曖昧にしてたらメディアもホテルも我々も困るんだが。

マネージャーにメールする。返ってくる。返ってきたのはなぜキャンセルしたのかの理由。
理由①提案書がどこかのフォーマットのパクリだったので信用失った
(俺が作ったから絶対に同じになりようがない笑)
理由②イベントをするための場所が確保できない
(そこから?笑。嘘でしょ?笑)

⚫︎2/10 ということで、そんな果てしないやり取りに疲れてミルコリンを諦めて他のホテルへ。だいたい全部(4分の4)感触良好。この時点では当たり前ですが場所以外の準備やプロモーション戦術もすべて目に見えて出来上がっていたから。そしてめぼしいホテル、ウムバノホテルを発見!ここしかないと思い猛アタック!担当から「今日5時までにヘッドと確認して連絡する」。5時になる。掛からない。電話をする。出ない。6時ごろに電話が来る。「明日の10時に連絡する」

⚫︎2/11 勝負を待つ。10時になる。電話が掛からない。12時になる。電話が掛からない。掛けても出ない。団体リーダーに17時ごろ、電話していいかと聞くと、止めなさいと言われる。「もうサプライズで直接アポ無しで行こう!」と提案される。いや、いない場合の方が多いやん、無駄足やんそれ。と思いつつ、考えるテンションもなくホテルへ。当たり前だけど、いない笑。電話すると「ヘッドが今日いなくてまた明日9時に掛ける」と。そかそか。てか…

おいおいおいおいおーい笑。それはいかんやろホテルとして。なめられてるなーとある意味反省する。「明日8時にヘッドの了承取れなかったら、あなたはアグリーのはずなので誓約書に署名だけしてもらって後でヘッドに伝えてください。もう間に合いません」とルワンダ人リーダーが言う。おぉーー!なんて強気な!笑。

⚫︎2/12 本日イベント8日前、8時になっても担当もヘッドも来ず。聞くと全体ミーティングをしていると。もう慣れたわそのパターン。ごゆっくり。

9時半頃、トボトボとミーティングを終えて出てきた担当に聞く。「ヘッドに聞いた?」「いや、まだだよ」


えぇーーなんでよ、全体ミーティングにいたでしょ?というツッコミもかき消し、)だよねー!みたいになりながら、サインを請求。待てと言われる。ヘッドに聞くと。もういいからサインをくれと言う笑。ヘッドのところに行かされ、直談判。一瞬でオッケー出てサイン笑。なんやこれ。ホンマ、なんやこれ。

そんなこんなで場所を確保しました@イベント8日前。ヤバイよこれは。心臓に悪い。


いやーーー、嘘でしょ?て千回くらい行った気がするこの1週間。ルワンダってスゲーと思った。


★問題① 「準備は全て問題ない」
→12月に開催が決まっていたのに、やることも決めて進めていたはずなのに、毎回確認してたのに、2ヶ月で進捗ほぼゼロ。でも、「全く問題ない」と言い続ける彼。やめてくれ。

★問題② アポは問題では無い
→アポ取ろうが取るまいがやる気の問題。やる気にさせられなかったとそこは反省。

★問題③ 不利な情報は隠しちゃう
→新卒か!と何度言ったか。どうせバレるんだから正直に言わないと、大きなことがポシャったらみーんなが後悔するんだよ!

★問題④ 責任をすぐ人に押し付ける
→俺は悪くない、あいつがおかしい。そんなこと言っても何も変わらないから解決策を検討してちょ。何回言ってもずっと、俺は正しい。んー、まぁいいんだけど、それを学んで次やらないようにしないとな!と諭す私。

いやーーーーー、久しぶりに超絶長文ですな笑。こんなに書くことが溜まってるとは!

【言いたかったこと】
ルワンダって、奥深いよねぇ〜
※こんなところで、体験型クラフトとセレクトショップたちをお披露目、そして夜は伝統ファッションショーとダンスが待っています♪( ´▽`)

★上記イベント詳細はこちら
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