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2015年9月12日土曜日

【生活事情】日本よりスゴイ携帯電話

着々と日本一時帰国へのカウントダウンが進んでおります。ウェルカムバックパーティのお誘い本当にありがたいです。みんなに会えるのが今から楽しみです(^^)

そんな浮かれ気分の今日この頃。友人のカウンターパートがバスの中で携帯を盗まれたということで今朝方騒いでおりました。

気を引き締めないと!と思ったと同時に、アフリカの携帯電話の発展の仕方がハンパないなと改めて感じています。

GDPが1日$1〜2くらいの人たちが携帯電話を操って会話している。一見すると普通だけど、よくよく考えるとスゴイことだと思いませんか?

日本人にとって小さい時は携帯電話は贅沢品。毎日がギリギリの生活の彼らが携帯電話を片手に生きているのは違和感がやはり最初はありました。


ここがBOP(base of pyramid)が次のバカでかい市場だと言われる所以です。

アフリカでは携帯の機能が生活の全てなのです。だからこそ、携帯電話が農民にも行き渡っているのです。そんな機能をご紹介。

①シムカードが基本
日本ではノンシム携帯ばかり。シム携帯の値段は高い。こちらはシムが全て。シムは1500フラン(250円)、携帯電話も安いものだと1万フラン(1600円)くらいで買える。

②ダブルシム携帯が普通
携帯電話に2つのシムカードが入る。最初は戸惑った。だって2つ入れる理由あんの?って。でも地元の人は3大携帯会社のシムを使い分ける。理由は同じ会社同士だと通話が格段に安いから。どの会社にも対応できるようにダブル装填しておくわけだ。


③プリペイド式
日本では子供が持つイメージ。盗まれてもいいように。使いすぎないように。アフリカでも同じ。盗まれても使い込まれない。それだけリスク意識が高い。そもそも銀行口座持てる人があまりいないからね。100フラン(16円)からチャージできる。チャージの仕方は2パターン。1.カードを現金で買って、そのカードに隠されている番号を打ち込んでシムにチャージする、2.携帯会社の人がお金をたくさん入れたシムを持っていて、その人たちに言ってお金を自分のシムにトランスファーしてもらう。後者の方が楽。でもチャージしたお金は一定期間内に使わないと失効するからカードで持っておくと便利といえば便利。
写真のようにスクラッチになっていて番号書いてあるんですが、削って番号入れるとチャージされます。iTunesカードみたいなもん。

④通話バンドルが買える
前提としてアフリカの携帯は、短縮番号を押して通話ボタンを押すと何かしらのアクションができる。
その一つ目がこれ。*140#と押すと国内外の通話バンドルが買える。そのまま話す値段より、先払いだから安い。65分400フラン(70円)とか。安いね!でも1日で失効するから、今日は電話するぞって日は朝からこれ。1日話し放題は800フラン(130円)。

⑤お金が借りれる
*1○0#(番号ど忘れした)でお金がシムになくなったときに前借りできる。借りたお金は次にチャージした時に自動的に引き落とされる。ただし、借りた金額×10%が利子として取られる仕組み。たまに乱用しちゃう危ない番号。

⑥電気・水道代が払える
家のメーターと一緒に登録しておくと、払いに行ったり振り込んだりしなくても簡単に払えます。チャージしたお金を*1○0#(やったことないから番号わからん)で押すだけ。これは口座ないから毎月払いに行く不便を解決した良いツール。

⑦ネット通信費が買える
*345#で通信パックが買える。1日800フラン(130円)、1週間5000フラン(830円)、1ヶ月21000フラン(3500円)。ネット通信費がが異常に高い‼︎電話は1日800フランで話し放題なのに。それでもIT立国を自称するのか?と言いたくなる。

⑧学校月賦が払える
これも*1○0#(やったことない)でスムーズに。ルワンダでは給食費払えてない人と払えてる人でお昼に食べる人・食べない人が分かれるらしい。知らない、忘れてたから、アクセスがないから、などもこれで解決。

などなど。

日本の携帯より柔軟な価格制度だし便利を追求して持たせる人を増やしたり、本当に生活に密着したとても良いツールになっています。おそらく日本人よりも携帯を大事にしてると思われる。


だからこそスリにあったりしてしまうわけだが。。

どうでしたでしょうか?アフリカのルワンダ携帯事情。携帯のことを忘れて自然に帰りたい。そんな世の中はアフリカにだって無さそうな世の中なのかもしれません。





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