園田裕明、ランキングに参加してます!皆様の「イイネ!」の1クリックをお待ちしております!!

2015年4月6日月曜日

【急募】お水系

【急募します】

水が足りません!!もう5日間も家で水が全く出ない状態が続いています。
誰か水を!水をください!
さてそんな一大事に協力隊はどうするのか?お教えします。
(注)写真の彼はお水系とは何ら関係ない取引先のおじさんです。

1.普段から貯水用の桶を持っているのでそれを使う。
この桶たちで合計70Lは貯蓄できています。
左からジェル缶(20L)、丸桶(20L)、バケツ(30L)。
使うときは例えばお風呂ならこんな感じ。
でも、1日の中でお風呂やトイレでだいたい消化されてちょっとお釣りが出るくらいになります。

2.家の外の貯水タンクを使う。
頼みの綱の貯水タンク(1,000L)!こんな危機にこそ助けになる!
、、、と思いきや、よく水泥棒が入っているからか、まさかの4日目にして底を尽きました。これは大問題です。明日からは誰かに水を貰いに行かないと生活できない状況です。誰か!誰か水を!

以上が近況報告。そのだひろでした。


【本題】「ジブンごと化」

この言葉をマーケティングの会社で働いていた時に何度も聞いたし何度も言った。

人に何の言葉を言われても、結局人の言葉。ジブンの言葉にならない限り、本当に理解することはできない。

今日は人口の85%がキリスト教の国ルワンダでは街のあちこちで盛大にイースター祭が行われ、それぞれの教会からミサの幸福そうな歌声が聞こえてくる。

そんな歌声をBGMにしながらルワンダの雨季の寒さを楽しむと同時にカフェで仕事や読書に励むのがとても気持ちいい。


そこで大きな「ジブンごと化」が起きた。

僕がとても大事にしたいと思った本がある。『裸でも生きる』(著者:山口絵理子)だ。この本はとても有名で知っている人も多いと思う。自分も友人から勧められて読んでみたのがキッカケだった。


途上国発のブランドを作る。そんな夢に向けて葛藤した著者のストーリー。バングラデシュで特産物であるジュートを使ったビジネスモデル。その過程での様々な問題とそれに対応する血の通った生き様が綴られている。

最初に読んだ時は「大変だけど途上国ビジネスってこんな風に形になるんだ!俺も頑張ってやってみよう!」と軽々しくも思った。

今読み直してみると、ルワンダで感じるたくさんの葛藤が頭の中を駆け回る。そして、今までには感じたことのないような想いがふつふつと湧いてくる。

まさに「ジブンごと化」した時に、この本の価値も何10倍にも膨れ上がっていた。何をすべきか、どうこの本の中身を咀嚼して自分に反映させるか。色々な想いが混ざり合って考える機会が作られ、イースターの歌とともにハッピーな気持ちになった。


毎日が発見、毎日が反省。
そうやってジブンが伸びていけたらいいなと思う。

学ぶことはとても大事。
それを活かすことはもっと大事。
でもそれをちゃんと学んだことと一緒に見返してみることでもっと大事なことが見えてくるかもしれない。

自分の足で行って目で確かめ手で感じた「自分の意見」をひとつひとつ、具現化していこう!今の自分に足りないのはまだまだその部分!

と強く感じたキリスト教のイースター祭のお昼間でした。


〈いいなと思ったのでQuotation〉
既存の概念ややり方、価値観に疑問を持ち、そして、それを自分の足で確かめてみること。その姿勢が自然と道がないところに道を作っていくのだと思う。(山口絵理子)




2 件のコメント: