バス移動中です。毎日雨季で営業に行きたいのになかなか行けずフラストレーションが溜まる今日この頃。ルワンダご飯は毎日全く同じ物が出て来るのでこれまたフラストレーションが溜まります。
最近のトピックは、現地で働く日本人教諭の平和学の授業を聴講したこと。ルワンダはジェノサイド以降、加害者側と被害者側の融和を図っています。その考え方を発展させるためにも、とても意義のある授業だなと感じました。詳しくは今度。
さて、今日は商品価格をセットするのに必要なルワンダ物価水準をご紹介します。日本の皆さんには衝撃的かも知れないですね。
【商品物価表】※Huye市内そのだ調べ
【売り方】
基本的に野菜や果物などの食べ物は量り売りが基本です。
ちなみに鳥は1羽単位です。自らサバきます。
【価格の違い】
現地で取れる食料品以外は基本的に高い。なぜならばほとんどが輸入品だから。
更にはインフラ系の値段の高さ。日本かここは!と思うくらいです。携帯電話はチャージ式で使う分を前もってお金入れるんですが、仕事で話してるとすぐ無くなります。だからルワンダ人になるとみんな、俺の携帯にワン切りして俺が電話掛けるのを待ちます。掛けられた方はタダだから。なんて面倒な奴らだww
【食費推定】
ルワンダ人の一人暮らしの食費水準を見てみましょう。
そうすると、1日約¥350で生きていけます。ふむ、安い!
【貯金】
この生活水準で支出し、収入が市場のおばちゃんレベルだったとすると仮定して、月にいくら貯金できるか検討てみよう。ヒアリングベースでは、市場の量り売りしてくれるおばちゃんは平均毎日4000rwf(¥700)くらい稼ぐそうです。そうすると以下のようになります。
ちなみに自転車に乗るのは1km100rwf、安い自転車を買うのは50000rwfらしいので3ヶ月でチャリが買えます。
最新の携帯で一番安いのは30000rwfくらいなので2ヶ月我慢すれば携帯も新規でいける!
そんな暮らしが出来る人もいれば、もちろんそれより低い賃金で厳しい現実と向き合いながら生活している人が多くいます。
ルワンダのGDP per capita(実質一人当たりGDP)は420000rwf(日本円換算¥70000)です。市場のおばちゃんが頑張った時の年収は1440000rwfなので3倍強。いかに所得が低い人が多いか分かります。
国連の定めるPoverty line(貧国基準)は1日当たり$1.25以下。年に換算すると$456。ルワンダ通貨に直すと約330000rwf。国全体で言うと、本当に貧困基準のちょっと上くらいに位置している現状。
Huyeにはルワンダで唯一のソフトアイスクリーム屋さんがあります。とても有名。でも客はみんな外国人。
僕らから見れば、アイスクリーム一杯600rwf(¥100)は安いし美味しいし、ルワンダ人も甘いもの好きなんだからもっと食べに来たらいいのにって思いますが、この生活の中では、ルワンダ人から見ればなかなか気楽に食べられるものではないんだなと改めて認識しました。
ルワンダの食事は毎日同じだから飽きるなーって冒頭で言ってましたが、その国の質素さや生活水準に触れながら生きるのも大事だなって思い知らされました。
よし、今日も豆と芋と米だっ!(全部炭水化物っ!)
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