こんにちは^^早いものでもう4月になりました。
今日はルワンダの気候について紹介しよう。
Q:ルワンダって言ったらどんな気候を思い浮かべますか?
たくさんの人に協力隊で派遣される前に、
「ルワンダってどこにあるの?」と聞かれて
「赤道近くだよ」と答えると、「真っ黒に日焼けして死なないように!」
「熱さで倒れないようにね!」とか気遣ってもらった。
A:ルワンダはずーっと気温が20℃前後のめっちゃ涼しい国です。
標高が高くて首都キガリで1,500m、僕のいるフイエで1,600m程だそうです。
だから1年を通して半袖か1枚羽織るくらいの服装でも全然大丈夫。
ここは軽井沢かと思うくらいです。テニスもできます。サイクリングもできます。
<ルワンダの季節変遷>
12−2月:小乾季(蚊が大量発生)
3−5月:大雨季(大雨の連続←今ココ!)
6–8月:大乾季(毎日がゴリラトレッキング日和)
9–11月:小雨季(スコール!)
というわけで今日も雨が降っています。
Q:1番困ることは何か?
A:洗濯物。こればかり日本の梅雨と同じですね^^
洗濯物が乾かないと着るものもそんなに日本から持ってきてないから
無くなって行く…パンツ2日目とかねw
気候が良い、雨がよく降るということもあって、
ルワンダは穀物がよく取れます。1番よく目にするのが青バナナ。
その次にメイズ(トウモロコシ)、その次にコーヒーの順番くらいが肌感。
その中でもバナナとメイズは主食になっているが、
コーヒーはほとんどのルワンダ人が自ら消費することが無い。
コーヒーと並んで輸出品の上位に挙がる紅茶は前述の通り
毎晩消費される程浸透しているのにも関わらず。
ここに一つの歴史的背景がある。
〜歴史は植民地時代から遡る〜
コーヒーは20世紀初頭にドイツ人宣教師により持ち込まれ、
その後1930年より各農家に70本のコーヒーの木の栽培が義務づけられた。
ドイツ人による支配の中で、主に労働力としてしかコーヒーに携われなかった
ルワンダ人は、とても安価な値段でコーヒー豆を生産・販売し、
そのコーヒー豆をドイツ人(後にベルギー人)が買い取って、
自国や先進国に高い値段で売っていたという事実がある、とのこと。
その過程でルワンダ人が最終売価を知らされることは無く、
さらにはどういう風にコーヒーを飲むのかさえも知らなかったという話だ。
1962年の独立を経て2008年アフリカで初めて「カップオブエクセレンス」を開催し、
スペシャリティーコーヒーの生産地としてアフリカでも抜きん出た存在となった。
そして輸出品としてはコーヒーは第1位となっている。
そんな今でもコーヒー文化が国民の間で浸透していない。
自国の素晴らしいコーヒーをなるべく多くの国民に飲んでもらい、
自分の国の作物にもっともっとプライドを持って働ける環境にしたい!
そうやってコーヒー支援を今している最中です。
良い気候で、良いコーヒーを飲みながら、たくさんの人に関わって生きる。
そんなルワンダ人を少しでも増やせたらいいな。
よし!今日も2日目のパンツで働くぞ!
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