ルワンダあるある、日本ないない

明日から初めて日本からの友達がルワンダに来てくれます。やっぱりルワンダとかアフリカとか、気合を入れないと本当に来れない場所なんで、とても嬉しいですね。

そこでふと日本人の常識とルワンダ人の常識のズレが自分の中に生じてないかと思い考えてみた。食事周りを中心に仕事スタイルまで、順番はランダムに７つ。

①ルワンダ人は、ビールは常温

日本からしたらあり得ない行為ですね。だいたい6割くらいの人は常温で飲んでる気がします。冷たいの飲もうとすると、身体が冷えて良くないよと言われます。健康志向というよりも、病気になったら最悪死んでしまう医療環境の歴史が背景にあるのでしょう。

②お店にお釣りなんかない

飲んでお腹いっぱいになって会計してもらうだけで30分くらいかかるルワンダ。更にはお釣りの用意も無いのです。だからもし細かいお釣りがなかったら、店の人が自分のポケットからチャラチャラ出すか、店の他の客に両替してもらうか。そしてそれもまた時間がかかるという。日本ではまずあり得ない。

③食べながら床にポイポイゴミを投げる

バーでもレストランでも同じですが、瓶の蓋やストローの包み紙やテイッシュをポイって床に投げちゃいます。テーブルにも食べながらペペッと出しちゃいます笑。これは最初見るとビックリする。日本人の目からしたら、目が点になりますよ。ルワンダ人にもよりますがね、もちろん。

④オナラはNG、ゲップはノープロブレム

僕のカウンターパートはよく横で『グエーー！』ってゲップします笑。最初はなんてやつだと思ったものですが、結構普通みたいです。でも、オナラをするととても悲しい空気になります。イモばっか食ってるのに割に合わない世の中です。日本人的に、横で思いっきり潔いくらいのゲップされるのとオナラを恥ずかしがりながらやられるのと、どちらが良いですかねー。

⑤仕事よりサッカーが優先される

ルワンダの国民的スポーツサッカー。誰もが楽しめる、老若男女問わず親しまれてるスポーツ。最近フイエでもプロリーグが開催されるようになりました。既に２回中２回の皆勤賞の私とカウンターパート。あ、もちろん仕事としてです。でもね、１つ気になるのは開催が２回とも水曜３時開始なんです。そして、郡庁などの偉い人もVIPとして呼ばれてるので来ないといけないんです。３時からの開始が４時に遅延し、終了が６時。もう帰宅です。日本で働いてるサラリーマンからしたらあり得ない処置です。でも、みんなで出席するセレモニーと化しています。それはそれで、僕は良い文化のような気がします。

⑥雨だから休み

アフリカでは当たり前の常識です。今なら僕も理解できます。でも日本人からしたら、アホかと思っちゃいますよね。雨だから何？みたいな。

だいたいみんな傘持ってないですし、道路は土だからグチャグチャで車もスリップしたりして事故するし、アフリカの雨はスコールのように土砂降りになるのでビショビショになって風邪引くし最悪なことばかりなんですね。だから、正直言って仕方ない。これも、翻せばインフラや医療体制の未発達がそのままにされていることが問題です。ミーティングをする時は、雨だったら２時間は待ってることは普通で、だいたいキャンセルされたりします。

⑦アフリカンタイム

コレが一番基本的なやつであり、堪えるやつです。１年経ってもまだ慣れません。9時にやろうぜミーティングって自分でみんな呼んどいて、自分は10時半に来る。俺が9時に来ても1人もいない。みんなバラバラ来て、当たり前のように2時間近く待つ。ずっと携帯ピコピコ…。。。カオスな話です。最初は何とかして来させようと努めましたが、正直言って何をしてもダメ。。むしろ、最近はもうよくあることすぎて、逆に遅れてでも来てくれたことに感謝の気持ちを抱くほどです。いや、これ本当です。自分が日本帰ってこうなってるのを思うと本当に怖い笑。

ということで久しぶりのルワンダ人あるある、日本人ないないの話でした。

みんなにもぜひ体験してほしいアトラクションです。

ということで今日もサッカー観戦がずれ込んだためミーティングがキャンセルされましたよ、という話。。。