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2015年12月20日日曜日

【他隊員活動紹介】科学はルワンダを救う

昨日、急に休日になったのと天気がすこぶる良かったために調子に乗ってずっと外で読書していました。


そうしたらこうなりました↓↓

両肩とデコルテがすこぶる痛いっ!ヒリヒリっ!アフリカの日差しは要注意ですよ皆さんっ!

アフリカに来る際は帽子や羽織る物をお忘れなく。そのだひろニュースでした。


さて、話は変わり、今日は他の隊員の活動紹介を行ないたいと思います。なぜかと言うと今日は他の隊員のワークショップにお邪魔させてもらったから。

「そのだひろは分かったけど、他の人たちはどんな仕事してるの?」

「ルワンダの隊員はどんな人がいるの?」

そんな素朴な疑問に答えます。とても刺激的なワークショップだったから。

その名も「BEST」。なんの頭文字か忘れてしまいましたが(すみません汗)、ルワンダJICA隊員が多く派遣される理数科教師がチームを作って活動している分科会の名称です。

今日は南部州のニャンザ(僕の任地フイエからバスで45分)で実施されました。

時期としては学校がお休みの時期。ルワンダでは今11月から1月までの長〜いお休みの真っ只中。先生も休みになるのだけど、協力隊の時間は限られてる。だからこの期間でも活動するため、活動場所を学校から広げて孤児院で今回は行なったのです。

BESTの隊員8名が科目別に3グループに分かれ、東部・キガリ・南部の3つを同時に授業する、ということで、見学としてお邪魔させてもらいました!

朝9時に集合し、まずは自己紹介。
南部の担当はこのお三方。
左から①新保隊員②浅野隊員③佐藤隊員です。そして彼らの左に立つルワンダ人が今回のメインであり先生の卵に当たるセスくん。先生としてどう授業を行ったらいいか、これは彼の勉強のためでもあります。

まず最初の実験から始まった。

【小麦粉は燃えるのか】
セス君が持つスプーン一杯の小麦粉。これに火を付けようとしても付きません。

でも、こうしたら火がつくんです。
ホースの下から空気を吐いて粉を飛ばす。その飛ばした先に火を置くと、大きな火柱とともに小麦粉は燃え上がる。(火が付いてる瞬間撮れず…)

これにはみんな驚き‼︎ただでさえ火を扱うって楽しいことだし、魔法みたい!
みんなでやってみようー!
カラクリは火にあたる表面積の増加と空気の入りが良くなることらしい。科学のチカラ。

お次は【火×レモン汁でお絵描き】
紙に水で絵を描いても浮かび上がってこないが、レモンをかけて絵を描くと火であぶり絵ができる‼︎
みんななんでー?って不思議そう。そして興味津々。
みんなでやってみようー!
悪ガキ達もストローとスポンジで作ったペンで絵を描きます。
描いたら火に炙る。
そうすると、あら不思議。レモンで塗ったところだけが見事に燃えるではないか!
とても自慢げに持ってる彼女が可愛すぎです。

カラクリは酸性の方が燃えやすいためにレモン汁があるところから焦げ出すため。なるほど!

最後は【ストロー×ハサミでブブセラ】
ストローの先をV字にカットし、少しつまみながら吹くと、なんとブブセラのような音が大音量で響き渡るではないか!普通に吹いてると全然鳴らないのに!

ということで音が好きな子供たちは大盛り上がり*\(^o^)/*

さぁ、みんなでやってみようー!
工作が始まりました。ハサミの奪い合いやら何やらで殴り合ってたり、色々と危ないところもありました笑。
みんな楽しそうでホッコリしてしまいました。
カラクリはストローの先を切ったことによる振動の増幅で音が鳴るというものらしい。簡単なものでも楽器になるなら子供たちも嬉しい。

実験3つも大盛況で無事終了し、本当に子供達の楽しそうな顔がたくさん見れて面白かったなー科学が好きになる子がこの中から1人でも多く出てきたら幸せなことですね(^^)科学は難しい方程式じゃなくて、現実に起こる色んな事象なんだって身近に感じる素晴らしい機会に自分も含めてなりました‼︎


ということで、ルワンダ来てからルワンダ人の子供たちにお金せびられたりムズングーって言われたり中国人としてからかわれたり(人種差別は当たり前)でウンザリすることが正直95%くらいだったけど、久しぶりに目のキラキラした子供達を見て癒されたそのだひろなのでした。

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