勝手に痛いシリーズ続編スタート。
例によって原因を推察。
①そもそも坐骨に問題(人より出ている)
②ヘルニア(仕事始めから猫背で腰痛)
③炎症(バスの乗りすぎ、負荷のかかりすぎ)
④痔(トイレットペーパーが固すぎる)
いやー、可能性を探るとだいぶ複雑な要素によりお尻って痛くなってるみたいです。現在③が主な原因として、首痛にもなっているので、ここは気をつけないといけませんね。途上国に来ると不便さゆえの体の不具合、体験してみてはいかがでしょうか。もうすぐ30歳なのかと改めて気付かされます、そのだひろです。
そんなイタキモチイイお尻を起こして向かいました、コーヒー輸出企業。
ということで今日は
【ルワンダ輸出品目第1位コーヒーの輸出現場レポート】
コーヒー輸出専門国内企業No.1の「Rwacof」(ルワコフ=ルワンダコーヒーの略)に訪問してきました(^^)
★以前、コーヒー産業を紹介するに当たり、coffee washing station(CWS)の訪問風景を紹介しました。その後コーヒーはどうやって輸出されるの?ということが分かります。
★ルワンダのコーヒーの主な収穫期は4〜6月です。だから、その時期は各地の農家から収穫されたコーヒーチェリー(赤い実の状態)がどんどんCWSに集められ、パルピング(果実を取り除く作業)、水洗加工された後に太陽光乾燥され、パーチメントという状態の白い皮が付いた豆になります。
★そして今月7月はCWSで加工されたパーチメントが主に輸出企業により収集され、グリーンコーヒー(生豆と呼ばれるロースト手前の緑豆)に加工され輸出を待つのです。
★問題はココ!
CWSの加工作業より、このグリーンコーヒーを作るのが大量の豆加工作業になるため大掛かりになる。よって、お金をはたいて専用重機を持てる数少ない輸出企業が、前段のCWSから来る豆を集めて輸出ように仕立て上げる。要はCWSの人たちは自分だけでは輸出までこぎつけない。だからこの輸出企業に買い叩かれる場合が多いんです。
★ではそんな輸出企業がどんな活動を行なっているのかを知り、自分の知る高い質のパーチメントを生産するCWSと良い値で繋ぐのが大事になる。だからその中で国内1取扱が多いところに行くぞ!と。そんな目的がありました。
【いざ潜入!】
見渡す限りの大きな機械たち。
※写真撮影等は許可のもとで記載しております。
写真がなかなか撮れなかったのでステップだけ簡単にご説明します。
①トラックでCWSからパーチメントを運搬
②パーチメントを加工の種類で仕分け
③よく乾燥されてない豆(セミウォッシュと呼ばれる)はドライング機械へ
④ハリング(パーチメントの白い皮を取る)の機械へ
⑤ここから怒涛の、機械によるソーティング(豆をグレード別に分類する)
⑥豆のサイズによる振り分けができる機械へ
⑦豆の重さによる振り分けができる機械へ
⑧豆の色による振り分けができる機械へ
⑨機械を終えて最後は人の手で振り分け
⑩そして袋詰めされる
★プロセス全部を案内してもらいました。最繁忙期なのに、優しい国だ!
★どんな豆をどこでどのように調達し営業して売り込んでいるのかが聞けました。任地の豆をどうブランディングして売り込むか。取扱を増やすために学んだことは数知れない訪問となりました。
★どうでしたか?
コーヒーってすごーい長い経路で輸出されるんです!こんなにこだわって精選されてアメリカや日本で飲まれる。
そう思うと一杯500円も安いもんです。
だって、ソーティングしてるおばちゃんは1日200円くらいで働いてるとこばっかだから。それが現実。あんなに人を雇って品質を保証しないと売れないから。いかにコストがかかり売られ、切り詰められて働く人たちが多いか。
今日からコーヒー1杯で社会貢献!て気持ちで飲んでもらえれば嬉しいです(^^)
いやー、お尻が痛い。
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