最近のマイブームは「手作り」です。そのだひろです。見よっ!ハンドメイドの力を。見よっ!我が協力隊の他隊員の力を。
★手作りユニフォーム(同期隊員の賜物)
★手作りカクテル(安いもの同士を混ぜただけw)
★手作りピザ(先輩隊員がピザを焼くように手作りかまど作っててビックリ)
★手作りガイドブック(今インターン生が必死に作業中)
などなど。自分には全然力がないので見習う姿勢を絶賛身につけようとしています。
やはりここは無いものは作らないと手に入らない。途上国という現状も、楽しめば楽しめる(^^)時間はかかるけど。
今度は手作りクラフトでも作ってインテリアにでもしようかね。そんな途上国生活も6ヶ月になります、そのだひろです。
さて、今回はいま抱えるリアルな「悩み」をば。
【自分は誰のために汗水流して頑張っているんだろう】
★ケース①
信じていた仲間に裏切られた時
→コイツのために寝る時間削ってやっていたのに、結局面倒臭くなって諦めて逃げていった。彼の可能性を信じてやっていたのに。あんなに語り合って約束していたのに。
★ケース②
支援してるのが当たり前な態度を取られた時
→日本市場へプロモーションしたいということで、ネタを求めてインタビューをしていたが、ウェブのこの資料を見ろ、誰々に話したことがあるから聞いてみろ、分からないから考えろ、と言う。なんか違くないか。
★ケース③
偉い人にはヘコヘコするのに自分には全く対応してくれない時
→何回もリマインドメールを送っても無反応。当日の打ち合わせもブッチ。電話を何回かけても出ず。代わりに上の人から掛け直させたらすぐに出る。打ち合わせしたいと言ったのは君なんだけど。
★ケース④
人の努力を全てかっさらおうとする人を見た時
→企画提案から営業・承認・準備・実行・反省まで全部チームでやっていた。それを実行しているときにだけ駆けつけて写真をたくさん撮って少しの文句や小言を言って帰って行った彼。翌日メイヤーに自分の功績として報告し、一言もチームのことを触れない彼。なぜ関わろうとしなかったのだ。
★ケース⑤
ムズング(ルワンダ語で外人の意味)であるだけで大勢からからかわれる時
→毎日歩く度に感じる視線とチンチョンチャンというからかい言葉。ケラケラこちらを向きながらする笑い声。地方でムズングは珍しいから日常茶飯事の光景も、何を言っても同じことの繰り返し。俺はこの差別を投げかけてくるルワンダ人のために働いてるのか。
なんか挙げていくとキリがないほどアフリカのビジネス実態は苛酷なことが多い。
「裸でも生きる」(株マザーハウス 山口さん著)でも生々しく書いてあったが、規模は全然小さいもののそんなことがよくある。
それが今月は続出である。
その度に考える。
【自分は誰のために頑張っているのか】
これがホンネだと言えるかもしれない。結局自己満足のためにボランティアをしているのかもしれない。だから、分かってほしいと考えることこそ恣意的なことかもしれない。
でもね、
そんなこと許してたら国は発展しないのですよ。
だからね、毎回言うのです。無視しても状況は変わらないのです。次のボランティアの子が同じ思いをしないために言うのです。
逃げられても、変な奴だと思われても、言わなくてはならないのです。その行為で自分がどんな思いになるのか。そして、分からないことが多いので、同じ状況を疑似体験させるのです。そうすると、コロッと変わったりするのです。
7月初旬はそんなことを考えて行動してつまずいて、のリピートでした。
でも今日はちょっぴり良いことがありました。
働き方や教育制度の違いを目の当たりにして、意見も言わないし自分で考えることが不得意で、なかなか上手く関係性を作れていなかったインターン生から、「私、今日はヒロがいなかったけどこんなことをして、こう考えて、こうしたいと思った。だからもっと頑張る。だからもっと言ってもっと良いものを作りたい」って。
また、首都で訪れてまだ一回しか会ったことない偉い人にたまたま会って、他のルワンダ人に「コイツはヒロって言うんだ。日本人でコーヒーの大きなプロジェクトをやっていてな、面白いやつなんだよ、ぜひ工場案内してやってくれ」と。自分は彼の名前すら忘れていたのに、プロフィールから何から紹介してわざわざ人を呼んでエスコートしてくれた。
やっぱりさ、真摯な姿勢や頑張って誰かのために何かしようと悪戦苦闘してると誰かは見てるんだなって。だからね、もうここからは上がるしかねぇなって思うわけでさ。
とほのぼのしながらブログ書いてたら約8カ所くらいダニ・ノミに噛まれていた。なんだこのやろう!
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