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2015年9月2日水曜日

【仕事事情】紅茶工場に潜入してみた

【祝10,000PV】
初めて半年足らずですがみんなに見てもらえて嬉しいです。これからも日本にいてもルワンダのことを近くに感じられるブログを書き続けますので今後ともよろしくお願いします(^ν^)


だんだん雨季が近づいてきたのか、夕方に雨がザーッと降る季節になりました。雨季は9月末〜12月まで。この時期の雨が結構激しいと噂です。長かった乾季(6月〜9月中)ももう終わりなのですね。

ルワンダの雨はスコールのようです。一瞬にして辺り一帯が暗くなり、否応なしに降り続ける。おかげで家の中は水浸し。

雨も滴るいい男、そのだひろです。



今日は【ルワンダが誇る輸出品目NO.2 紅茶】のご紹介。

ルワンダでは知名度を誇る"Sorwathe"(ソルワテ)という会社が紅茶工場ツアーを開催しているということで休みを利用して同期隊員6名で行ってきました。

⚫︎場所:首都キガリからバスでニランガラマまで1時間。そこからちょっとかかります。
⚫︎予算:合計で約30,000フラン程(5,000円くらい)内訳は交通費6,000フラン+宿泊費20,000フラン+ツアー代金2,000フラン


めちゃめちゃ良かったです‼︎本当オススメします‼︎

かなり山の上にあるので道中は結構山道。
見えてきたのは茶畑。
辺り一面が紅茶プランテーション。とても綺麗です。
ここが宿泊施設。スリランカ人が経営してるので観光にも力を入れていて外見はイギリス様式。
部屋はこんな感じ。1人当たり20,000フラン(3,000円程度)でコンドミニアム風の部屋が借りれます。
部屋の真ん前にテニスコート。右奥にはテラス。そこから見える景色は最高。
こんな感じで紅茶は飲み放題。
女性隊員がおにぎりを朝から握ってくれて早いお昼ゴハンをお紅茶と一緒に。うまーっ‼︎佃煮やらのりたまやら梅ゆかりやら。ご馳走でした。
ウェルカムティーのサービス。ルワンダの紅茶は美味しい。そして工場で飲むとやや濃い!これは紅茶の加工法の違い。その説明は後ほど…
ひと息ついてから工場見学。立派な置物がお出迎え。中身も凝ってる。本物の紅茶のような茶色い液体が出てくる、
ということでいざ潜入。
なんか勇ましい。
うっし、行くか!
工員服を着てオリエンテーションを受けたら開始の合図。
この工場で作るのは2つ。緑茶と紅茶。それぞれ加工の過程が違います。緑茶には発酵は要らないのでスチームが必要だったり。
前年比のみならず前々前年比まで確認して市場動向をチェックしているところが外国資本ぽい。
まずは農家から集められた茶葉を選別するところから。良い物はP1・P2・P3、悪いものはP3マイナス・FCなどと固有の記号で振り分けます。良い物の比率が66%になるような混ぜ方をするようです。全部クオリティは66%良質なものらしい。
ただっぴろいここで茶葉を乾燥。30%乾燥させるそうです。
ここからは企業秘密であまり多くは語れないみたいでしたが色んな機械で入念に不純物などを除去し、紅茶を砕いていきます。
紅茶とコーヒーは似ていて、重さと大きさで選別するようです。
大きい茶葉ほど味が薄く、小さい茶葉ほど味が濃くなる。お湯が浸透しやすいかどうかで味が決まるわけです。
緑茶で3種類、紅茶で5種類のものが作られるんです。そしてお楽しみのカッピング♬
コーヒーは味の良し悪しを見るわけですが、紅茶はそれぞれの味の違いを楽しむもののよう。自分に合った茶葉を見つければいいってこと。
オススメは真ん中のホワイトティー。玉露っぽいのにそんなキツくないバランスが素敵。
パッケージはこちら。



ということで工場見学は終了!

あとは素敵なディナーを味わいます。
あんまり美味しく見えませんがwwめっちゃ美味しかった‼︎ルワンダ料理とは一線を画す味わいにみんな感動。
次の日はまったりテニスを楽しんで満足して帰ったとさ。
ドリャ!エースを狙え!

【学び】
①観光として誘致→ブランドを生かした試み
②工場見学ツアーのクオリティ→満足度高く、カッピングはやはりロイヤリティーに寄与
③紅茶飲み放題→最高に飲みまくれる
④ツアーのコスパ→とても高い
⑤ご飯がルワンダ料理ではない→海外観光客ではなく現地外国人がターゲット→安定した顧客獲得に繋がってる
⑥エンタメが多い→テニスや卓球、ダーツなど、人里離れたところだからこそ楽しめる設計が良し
⑦お土産ない→限定パッケージなどあれば買うのに。今回誰も買わず。もったいない。
⑧交通の便→だいぶ悪い。安全面は改善が必要。

コーヒーと紅茶では買い取り価格がだいぶ違う。コーヒーは紅茶の3倍の値段。だからなかなか紅茶は収益にならなそうなのが事実。こうした付加価値をいかに付けて利益を生むかがキーになる。

もう少し品質の高いものを選別して売れれば、システムを作れれば儲かりそうだと感じた。

いやー、とりあえず皆さん、コーヒーだけでなく、紅茶も熱いですよ‼︎*\(^o^)/*



1 件のコメント:

  1. 日本のお茶について調べたら海外のお茶事情にも興味持ちました。お茶がコーヒーの1/3の値段ってマジですか。お茶の付加価値って、なんでしょうね。

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