今日もよく晴れてます、雨季に入ってるみたいですが。今日もフイエではコーヒーツアーを実施します。よく晴れてよかったな(^^)
私事ですが先日15日に29歳になりました。ということでブログタイトルも1歳増えました。
29歳って30歳の手前、まだ20代という多感な年頃。それをここルワンダで過ごせるというのは運命な気がします。
だって21歳の時にカンボジアに行った時から、俺は30歳で必ず途上国で働く!って決めていたから。
夢にはまだまだ程遠いけど、目標は1つ達成できるはず。夢は見るものではなく叶えるものだって大好きなOne Ok Rockが言っていた。
ひとつひとつの行動の中で、夢を追いかけるステップをずっと考えないといけないね!
29歳、気持ちを引き締め直してこれからもルワンダのために身を削る所存です!末長くよろしくお願いします(*^_^*)
さて、最近はコーヒーの収穫期も終わり、残りの豆をどんどん卸している状況です。
フイエの中のKigoma coffeeというところの豆も同様でした。しかし、プレジデントの彼は輸出のみ考えていたのでなかなか苦心していました。そこで、彼と話をして、国内消費用にパッケージを作ろうと話をしました。
色々な困難がありました。パッケージコーヒーを作ったことがない、ロースト頼んだことない、お金がない、売れるか分からない。彼と話をしてまずはエキスポでテストをやろうとしましたがコミュニケーションの行き違いで出来ず。
そして違うタイミングで僕の手元に100袋のコーヒーパッケージが届きました。
でも、少し、とゆーか結構嬉しかった。
彼が国内消費に目を向けてくれたこと。
彼がお金かかるのに頑張って100袋も手配したこと。
彼が自分で考えてパッケージ作ったこと。
彼が自分を信頼して渡してきたこと。
頑張る人には頑張りで報わないといけない。素直にそう思った。
(こんな量どーすんねん!とも思っていたが)
ということで先週販路を開拓。フイエ地元のスーパーに行き交渉。ここらは外人も多いし、見た感じコーヒーは動いてる。売れる自信はあった。
交渉を開始。
自分「こういうコーヒーで、カップオブエクセレンスという品評会でも入賞してるところのコーヒー。そしてここは外人も多いしほとんどの人がフイエのコーヒーを買っていく。単価は高いが売れる商品。2週間テストで置いて欲しい」
店「いくらだ?」
自分「原価はこれだ」
店「何グラムだ?」
自分「200gだ」
店「高すぎる。紅茶ならまだしも、コーヒーは誰も買わない。外人もそんないない」
自分「何回もここにきているがあまりにも紅茶と比べてコーヒーコーナーが少なすぎる。いつもコーヒーは欠品してることが多い。やったらもっと売れるはず。外人にとっては高くはない値段設定だ」
店「ここまでしか払わない」
自分「それだと売れない。試しでいいから2週間だけ置いて欲しい。ダメだったら買い取る」
店「そこまで言うなら10個だけ買う。それでダメなら止める。良かったらもっと取ろう」
自分「ありがとう。棚に並べてもいいか?」
店「わたしが棚におくから触らないで」
自分「分かりました、また見に来ます」
ということで交渉は成立。
ここで問題は2つ。
①店側のコーヒーへの意識低い
②売れる商品が管理できてない
だから方法は明快。
①売れたデータを取って高いが故に利益生む商品と証明
②意識高めてフェイス拡大・育成
そして1週間ほど経った今日。
やはりコーヒーの棚はまだ紅茶の1/10くらい。気になるkigoma coffee。最初は10個だったがいかに…
まだ置いてから5日だから2個弱売れる計算。地元のスーパーでは結構な量だと感覚的にわかる。これが幾つもの不要棚を使って並べ祭り上げれば確実に市場を大きくする。そしてこれを成功事例に他へ他へ拡大できる。
良い船出だ…
これで、作る側、売る側、買う側の三者が顔を並べた。ここからがフイエのコーヒー産地である強みを生かしたさらなる飛躍の道程になる。
すぐにでもkigoma coffeeに伝えておかねば。そしてすぐに追加商談をスーパー側にしないといけない。今が旬な話だから。
いつも支援しているフイエマウンテンコーヒーだけではないコーヒー会社の台頭が競争意識を生み高め合う。それが理想的であり、その競争をもっともっと激しいものにしたい。その第一歩がとても大きいものだと実感。
コーヒーが、みんなが飲める自慢の美味しい飲み物になれるよう、まだまだ29歳には課題はたくさんありますが頑張ろうと決心しました。
着々と日本でのカッピングやサンプリングの営業準備も進んでおりますぜ。写真はほんの一部でっせ、重い重い。
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