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2015年3月18日水曜日

【文化の違い】食生活

ルワンダに来て早2ヶ月。

ともすると、ルワンダの生活に慣れすぎて
最初のインパクトをどんどん忘れてしまいそうなので、
初期の段階で気付いたことを少しずつ書いていこう!

まずは<食生活>

1.ルワンダ人はほぼ「炭水化物」できている

 ルワンダ人は歴史的な見地から分かりませんが、
 カロリーを多く取る必要があるために炭水化物を中心に摂取する。
 例えば青バナナ(甘くない)・じゃがいも・パスタ・お米・大豆。
 全部ふんだんに炭水化物。しかも毎回同じような種類のものしか
 出て来ないとくると、バラエティー豊かな日本人の舌は飽きてくる。
 他に出る物とすれば肉・アボカド・キャッサバくらいなもの。

 しかももう一つ悩ませるのは「油」。エネルギー源とするためか、
 とりあえずひたすら色々なものが揚がっている。
 フライドポテト・フライドバナナ・フライドフィッシュ等(魚は珍しい)
 が良く出てくるメニューだ。

2.盛りつけが「レストラン級」


これはホームステイファミリーに作ってもらった夕飯の風景。
(上)豆を煮込んだスープ・フライドバナナ・汁無しヌードル・キャッサバ・ウガリ
(下)左が妹・右が兄。スープの種類が少し違うくらいの違い。

見て分かる通り、自分で取りたいだけよそって食べるスタイルが採用されている。
お店でも同じようなスタイルを取っている。

特徴的なのは一つ一つがしっかりと主に銀の取り置き鍋に入れられて、
あたかも小学校の給食を彷彿とさせるような面構えなところ。
とても盛り方も綺麗で美味しそうに見せる工夫をしていると見られる。

3.食後のイチャイ(紅茶)は「100%水筒で」出てくる


基本的に温かいミルクと砂糖たっっぷりのイチャイで締めくくられる。
砂糖が多いのは前述の理由からか。面白いのはこの水筒方式のサービング。
どの家庭でも水筒(多くは2L用)の大きなものが出てきてそれを皆で回して
注いでいく。上の写真の通り種類がとても豊富!!
かわいい水筒もあったりして、なんか微笑ましいが、慣れないために
ちょっと違和感。ただ、温かいまま飲みたいという意思が強いのか、とても実用的。

4.おかしなタイミングのご飯

この夕飯を食べるのが基本的に9時〜10時の間。ちょっと遅すぎやしませんか!?
そしてもっと面白いのは寝た後に即行で「寝る」ルワンダ人。
さっきまで食べてたから、ちょっとTVでも見ながら談笑タイム!と
気合いを入れていたら「もう寝る」って言ってハミガキちょこっとしてから
すぐに30分も経たないうちに家全体が真っ暗に。おぉ…なんて本能に真っすぐなんだ!
それはたくさん食べた後にすぐ寝てエネルギーの貯蓄をするためだろう。
理に適っていると言えばそうなるだろう。

5.おいしい食料調達編



食料はイソコと呼ばれる街の市場で調達します。たくさんの野菜やフルーツが
売られていますが、如何せん途上国の衛生環境はそこまで良くないので
ハエや虫がブンブン舞っている中での食材選びにならざるを得ません。

ただし、本当に安い!ボランティアに優しい値段設定!
キロ売りをしていますが人参1キロ500RWF(¥80くらい)、
じゃがいもに至っては1キロ200RWF(¥25くらい)という感じ。


少し栄養が偏っているかもしれませんが、生きるために必要なエネルギーの
効率的な摂取方法という面に立てばとても理に適っている調理実態かな。

ルワンダの人は今日も青バナナを食しています。

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